粉末スープ、途中で入れてない? 袋ラーメンをおいしくするコツに「損してた」
公開: 更新:
ダイコンは「すりおろしません」 裏技に「コレすごい」「なめらかだ」大量のダイコンおろしを作ると、腕や指が痛くなってしまいがち。そのため作るのが面倒だと感じる人も多いでしょう。『おろし金でおろす』方法以外で、ふんわりなめらかなダイコンおろしを大量に作れる方法を紹介します。
ラップが料理に溶けたら、食べても大丈夫? 旭化成の回答に「そうだったのか」料理にラップをかけてレンジ加熱した際に、ラップが溶けてしまったことはないでしょうか。この場合、料理に影響はないのか気になりますよね。『サランラップ®』を販売する、旭化成ホームプロダクツ株式会社(以下、旭化成ホー...
- 出典
- サンヨー食品
自宅で簡単に楽しめて、愛好家が多い袋ラーメン。粉末スープの味が絡む麺を一気にすするのはたまらないおいしさですよね。
しかし、調理する時に粉末スープを入れるタイミングを気にしたことはありますか。実は『いつでもよい』というわけではないようです。
袋めんの粉末スープを入れるタイミング
手軽に食べられる袋めんですが、粉末スープの場合、入れるタイミングが『火を止めてから』と表示されていることも少なくありません。
「粉末スープはすぐお湯に溶けるし、いつ入れても一緒じゃない?」「始めに入れたほうがめんに味がしっかり付きそう」と思ってしまいます。
『サッポロ一番シリーズ』など数々の袋めんを製造・販売しているサンヨー食品によると、後入れを推奨しているのには理由があるのだそうです。
スープの濁りという見た目の問題だけでなく、風味が飛んでしまうという味への影響もあるとのこと。
めんと煮込むと味が深まりそうな気もしますが、風味が飛んでしまってはおいしさが半減してしまいます。製造企業のガイド通りに作るのが一番おいしく食べられそうですね。
なお、製品によっては粉末スープを『先』に入れるものもあるようです。やはり製造企業のガイド通りに作り、おいしくいただきましょう。
おいしさが凝縮している粉末スープ
袋めんの粉末スープは小さな袋ですが、あの中には企業努力の結晶が詰まっています。めんと一緒に口の中で混ざり合った時のうまみ、スープだけをすすった時の満足感…。入れるタイミングを間違えることで、そのバランスが崩れてしまうのはもったいないことでしょう。
粉末スープを入れるタイミングに加えてほかにも気を付けたいのは『しっかり溶かす』ということです。
せっかく粉末スープを後入れしても、しっかり溶かせずお湯に味が行き渡らなければ、おいしさが損ねられてしまいます。粉末スープを鍋に入れた後は、しっかり溶けるように注意しましょう。
ただ、めんによっては、ぐるぐる混ぜすぎるとデンプン質が出てしまい、食感が変わってしまうこともあるそうです。
めんの食感も袋めんのおいしさには欠かせないため、「混ぜすぎず、でもしっかり粉末スープを溶かす」を意識するとよさそうですね。
毎日の食事にも非常時にも役立つ袋めんをおいしく食べるなら、製造企業のガイドを守って作ることが一番です。次にお気に入りの袋めんを作る時には、あらためて手順を確認してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]