メラミンスポンジと相性の悪いクリーナーは? 回答に「ダメなのか」「ギクッ」
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水を付けてこするだけで、頑固な汚れをすっきり除去できるメラミンスポンジ。
「クリーナーと併用すればさらに効果が高まるのでは…」と思いますが、実は種類によっては注意が必要です。
メラミンスポンジと一緒に使えるクリーナー、使えないクリーナーについて、『激落ちくん』でおなじみのレック株式会社(lec_official_jp)公式Instagramの情報をもとにくわしく解説します。
メラミンスポンジと併用できるクリーナーとは
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
私たちの身の回りにはさまざまなクリーナーがあり、汚れの性質に合わせて適切に選ぶことが大切です。メラミンスポンジを使う場合も、クリーナーとの相性について考慮しましょう。
レック株式会社は、以下のクリーナーを『メラミンスポンジとの併用が可能』と紹介しています。
・重曹
・セスキ炭酸ソーダ
・クエン酸
このうち、重曹とセスキはアルカリ性の性質を持つクリーナーです。酸性の性質を持つ汚れに対して、効果を発揮するでしょう。キッチンで気になる油汚れや、お風呂で気になる皮脂汚れは、『重曹やセスキ炭酸ソーダ×メラミンスポンジ』でお手入れしてください。
重曹で落とせない汚れには、セスキ炭酸ソーダを使ってお手入れするのがおすすめです。水に溶かしてスプレーし、メラミンスポンジでこすればきれいにできるでしょう。
反対に、酸性の性質を持つクエン酸は、水垢などアルカリ性の性質を持つ汚れに対して効果的です。クエン酸のパワーで汚れをゆるめ、メラミンスポンジで絡め取るようにしてお手入れすれば、頑固な汚れも除去しやすくなります。
これら以外にも、メラミンスポンジはせっけんや中性洗剤との併用も可能です。ただしこの場合、洗剤の泡によってメラミンスポンジが持つ研磨力が低下する恐れがあります。洗剤を使うメリットとデメリットを踏まえて、使用を検討してみてください。
併用できないクリーナーとは
メラミンスポンジは、メラミン樹脂を発泡させて作られています。硬くきめ細かい網目状の骨格構造により、汚れを削り落とせるのが特徴です。クリーナーの中にはメラミン樹脂を溶かすものがあり、使用すると独特の骨格構造を維持できなくなってしまいます。
メラミン樹脂を溶かすクリーナーの具体例は、以下のとおりです。
・塩素系漂白剤
・次亜塩素酸ナトリウム入りクリーナー
水回りで活躍するカビ除去剤には、次亜塩素酸ナトリウムが配合されたものも少なくありません。メラミンスポンジとの併用は避けてください。
メラミンスポンジで家中ピカピカにしたいと思ったら、まずはその性質や汚れが落ちる仕組みについて知るところからスタートしましょう。通常のスポンジとはまったく違う構造を持つため、取り扱いにも注意が必要です。
各種クリーナーとの相性についても、使用前に確認してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]