【現場突入】名作アニメの効果音を口で作った男、『コーヒーを淹れる音』に挑戦! 提供:アサヒ飲料株式会社 By - grape編集部 公開:2016-05-20 更新:2018-05-22 ジブリ Share Post LINE はてな あらゆる映画やドラマなどに欠かせない効果音。一昔前は、「音職人」と呼ばれる人たちが、自分の身体や道具などを使って作っていました。しかし今では、事前に録音されたものや、パソコンで作られたものがほとんどだそうです。 そんな中、今でも敢えて「アナログ」な音作りをしている人がいるのをご存知ですか? あのジブリの名作も手掛けた! 音響効果会社『デジタルサーカス』を率いる笠松広司さんは、現在でも身体で効果音をつくっています。フジテレビの人気バラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』の効果音も手掛けているそうです。 彼の代表作のひとつは、宮崎駿監督のジブリアニメ『風立ちぬ』の効果音。「いっそ全部人の声でやったらどうなんだろう」という監督の提案に、見事応えたのです。 本編に登場する飛行機のプロペラ音や蒸気機関車の蒸気、関東大震災の地響きの音など、ありとあらゆる音が、人の声で表現されています。 一体どのようにして音を作り出すのでしょうか?取材班は、笠松さんの制作現場に突入し、その秘密に迫りました! 音の『極』には、地道な努力が 取材班がお邪魔したのは、アサヒ飲料の『WONDA 極 BLACK』のラジオCM収録現場。丸福珈琲店が監修した、深煎りのブラック…。香り高いコーヒーをカップに淹れる音を、なんと笠松さんの声で表現しようというのです! 笠松さんはまず、コーヒーを淹れる音が生録音された『WONDA 極 BLACK』のラジオCMを、プロデューサーと共に何度も繰り返し聞きます。 この時、泡がたつ音や、スチームの音など、あらゆる音を聞き分けています。曲の耳コピと似ていますが、より高度なもののようです。そして、聞き分けた音の要素を、どのように表現しようか考えます。 コーヒーの音を聞き終わった笠松さん。今度は自ら、マイクを接続したパソコンの前に座ります。 音楽編集ソフトを立ち上げ、音を吹き込んでいきます。 録音した音に満足がいかなければ何度もやり直す姿は、音を極めたプロならでは! 特殊な音を出すためには、手段を選びません。笠松さんいわく「誰にもできる」こんな格好をしてまで音を作ります。 15秒に収まる短い効果音を作り上げるのにかかった時間は、なんと2時間!その美味しいコーヒーの出来具合いを、お聞きください。 いかがでしたか?笠松さんが表現した「極」の音、衝撃です!いくら「口でやっている」と分かっていても、コーヒーの音にしか聞こえません! 笠松さんがつくった、美味しそうな音に促されて、取材班は思わず『WONDA 極 BLACK』を手に取りました。 奥深い味わいと、心地よい苦味が印象的なブラックコーヒーです。今後、味を極めたこのコーヒーを飲んだとき、音を極めた笠松さんの顔を思い出しそうです。 また、特設サイトではメイキングムービーなども公開されています。音とコーヒーの極みで、余韻に浸ってみてください。 WONDER SOUND PROJECT Share Post LINE はてな
あらゆる映画やドラマなどに欠かせない効果音。一昔前は、「音職人」と呼ばれる人たちが、自分の身体や道具などを使って作っていました。しかし今では、事前に録音されたものや、パソコンで作られたものがほとんどだそうです。
そんな中、今でも敢えて「アナログ」な音作りをしている人がいるのをご存知ですか?
あのジブリの名作も手掛けた!
音響効果会社『デジタルサーカス』を率いる笠松広司さんは、現在でも身体で効果音をつくっています。フジテレビの人気バラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』の効果音も手掛けているそうです。
彼の代表作のひとつは、宮崎駿監督のジブリアニメ『風立ちぬ』の効果音。「いっそ全部人の声でやったらどうなんだろう」という監督の提案に、見事応えたのです。
本編に登場する飛行機のプロペラ音や蒸気機関車の蒸気、関東大震災の地響きの音など、ありとあらゆる音が、人の声で表現されています。
一体どのようにして音を作り出すのでしょうか?取材班は、笠松さんの制作現場に突入し、その秘密に迫りました!
音の『極』には、地道な努力が
取材班がお邪魔したのは、アサヒ飲料の『WONDA 極 BLACK』のラジオCM収録現場。丸福珈琲店が監修した、深煎りのブラック…。香り高いコーヒーをカップに淹れる音を、なんと笠松さんの声で表現しようというのです!
笠松さんはまず、コーヒーを淹れる音が生録音された『WONDA 極 BLACK』のラジオCMを、プロデューサーと共に何度も繰り返し聞きます。
この時、泡がたつ音や、スチームの音など、あらゆる音を聞き分けています。曲の耳コピと似ていますが、より高度なもののようです。そして、聞き分けた音の要素を、どのように表現しようか考えます。
コーヒーの音を聞き終わった笠松さん。今度は自ら、マイクを接続したパソコンの前に座ります。
音楽編集ソフトを立ち上げ、音を吹き込んでいきます。
録音した音に満足がいかなければ何度もやり直す姿は、音を極めたプロならでは!
特殊な音を出すためには、手段を選びません。笠松さんいわく「誰にもできる」こんな格好をしてまで音を作ります。
15秒に収まる短い効果音を作り上げるのにかかった時間は、なんと2時間!その美味しいコーヒーの出来具合いを、お聞きください。
いかがでしたか?笠松さんが表現した「極」の音、衝撃です!いくら「口でやっている」と分かっていても、コーヒーの音にしか聞こえません!
笠松さんがつくった、美味しそうな音に促されて、取材班は思わず『WONDA 極 BLACK』を手に取りました。
奥深い味わいと、心地よい苦味が印象的なブラックコーヒーです。今後、味を極めたこのコーヒーを飲んだとき、音を極めた笠松さんの顔を思い出しそうです。
また、特設サイトではメイキングムービーなども公開されています。音とコーヒーの極みで、余韻に浸ってみてください。
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