指も汚さず10秒で完了!? 和歌山みかん農家流の皮むき術が?
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撮影:grape編集部

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突然ですが、あなたはミカンの皮をどうやって剥きますか。
皮の剥き方によって、味が変わることはないものの、なるべくきれいに剥きたいと思う人は多いでしょう。
筆者もその1人で、いつも、ヘタを上にしてから1枚になるように皮を剥いています。
撮影:grape編集部
長年、「なるべくきれいに剥ければOK」と思って過ごしていたところ、SNSで簡単かつきれいに剥ける方法に出会いました。
簡単で早くてきれい!ミカンの皮を剥く方法
筆者が挑戦するのは、『和歌山剥き』や『有田剥き』という名称で呼ばれている剥き方です。
全国的にも有名な地域ブランドである『有田みかん』の産地である和歌山県有田市で親しまれている方法なのだとか。
筆者が実際に試してみた写真とともに、剥き方を紹介します!
『和歌山剥き(有田剥き)』をやってみた!
まず、ミカンを軽くもんだ後に、ヘタの反対側である果頂部を上にします。
撮影:grape編集部
果頂部に左右の親指を置いて手で持ち、パカッと半分に引き割りましょう。
この時、ヘタの部分はつながったままにしてくださいね。
撮影:grape編集部
向きを変えて、4等分になるように、再度引き割ります。
撮影:grape編集部
ヘタ側の皮を指で押して、房を外せば、完了です!
撮影:grape編集部
房を皿に移動させて、剥いた後の皮を見ると…。
撮影:grape編集部
皮がボロボロになって散らかることもなく、きれいな1枚になっているではありませんか…!
ミカンを皿に盛りつけるまでは、房に触れなかったので、果汁や白い繊維で手が汚れることもありませんでした。
諸説ありますが、『和歌山剥き』は、ミカン農家が作業中に、軍手をしたままでミカンを味見するために生まれた方法なのだとか。
簡単かつ早く、手を汚さずに食べられるなんて合理的ですね。
10秒程度でできるので、ミカンを食べる際に試してみてはいかがでしょうか。
周囲の人から「ミカンの食べ方がきれい!」と絶賛されるかもしれませんよ!
[文・構成/grape編集部]