【知ってた!?】豊洲移転問題で注目の「リトマス試験紙」と「pH試験紙」はどう違う?
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提供:産経新聞社

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築地市場の豊洲移転問題。
移転先である豊洲市場の建物地下に、土壌汚染対策の盛り土が行われていなかった問題で、都議らが地下空間にたまった水を採取し、汚染されているかどうかの調査を行いました。
調査の模様を撮影した動画も公開されています。
地下にたまった水はどこから来た?
そもそも、「この地下にたまった水は一体どこから来たのか」ということは当初から問題視されていました。
雨水なのか、それとも地下水なのか…
この水質調査で使われた試験紙は当初、一部メディアで「リトマス試験紙」と報道されましたが、後に誤りであることが発覚。正しくは「pH試験紙」であったことが明らかになりました。
これがTwitterを始め、多くのSNSで注目を集めました。
では、「リトマス試験紙」と「pH試験紙」は何がどう違うのでしょうか?
リトマス試験紙
液体が「酸性かアルカリ性か」を判定するための試験紙。
液体に浸し、赤くなればその液体は酸性、青くなればその液体はアルカリ性と判定できる。一方で、「その液体が強酸性なのか、弱酸性なのか」などの度合いを判定することはできない。
小学校や中学校の理科の授業で行われる簡単な実験で用いられることが多く、そういった意味で「使ったことがある」という人が多いかもしれません。
一方、pH試験紙は熱帯魚を飼育する際などに使うこともあるようですが、一般的な試験紙ではないようです。
pH試験紙
pHとは簡単に言うと「酸性」や「アルカリ性」の度合いを数字で示したもの。7pHが中性で、数字が高くなればなるほどアルカリ性が強く(上限14)、低くなればなるほど酸性が強い(下限0)。
pH試験紙は、この「酸性」や「アルカリ性」の度合いを判定することができる。
ちなみに、こういった水質調査でリトマス試験紙を使用することは基本的にはないとのこと。
あくまでも「酸性か、アルカリ性か」を判定することしかできないため、濃度が分からなければ、「その水がどこから来たのか」を特定することが難しいからです。
移転問題に揺れる築地市場。
都民にとっては「移転費用の増加」など、税金に関わる問題もあるため、小池都知事の判断に大きな注目が集まっています。