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ホンダが最新技術を使って描く『ナスカの地上絵』やり方が大胆すぎる!

By - grape編集部  公開:  更新:

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ロサンゼルス郊外に広がる『エル・ミラージュ・ドライレイク』(乾燥湖)で、ホンダが最新技術を使ってナスカの地上絵を再現!そのロマンあふれる手法が話題になっています。

紀元前200年~西暦800年頃に描かれたと言われているナスカの地上絵を、一体どのような技術で再現したのか…衝撃的かつ疾走感あふれる映像をご覧ください。

約1キロにもわたる地上絵が出現!

今回ホンダが投入した最新技術とは、なんと26年ぶりにフルモデルチェンジを果たしたNSX(エヌエスエックス)。

NSXは1990年に販売が開始された、日本最高峰のスポーツカー。そんなスポーツカー好きには憧れの存在の車を駆使して、何もない広大な大地にナスカの地上絵で有名なハチドリを描き上げました。

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ドライバーは、誤差わずか3メートルの高性能GPSと、地上絵を描くためのルートを表示するヘッドマウントディスプレイを装備。何も指標のない乾燥湖に、正確な道を示してくれます。

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とはいえ尾っぽや翼の部分など、ヘアピンカーブのような難所も多いハチドリの地上絵。猛スピードで走りぬけるには、かなり難易度の高い形をしています。

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しかし、フルモデルチェンジしたNSXは、前輪、後輪の両方で駆動力のコントロールを可能にしたシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を搭載。

後輪はV6ツインターボエンジンを動力とし、さらに前輪の左右で独立したモーターを積んでいます。そのため以前のNSXとは、全く次元の異なった走行が可能になりました!

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駆動力を別々にコントロールすることができるため、ドライバーがイメージしたコーナリングを正確に反映。直線では圧倒的な加速力で駆け抜け、カーブではドライバーの意思をしっかりとタイヤに伝えます。

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まるでレールの上をなぞるように走り、約1キロにも及ぶハチドリの地上絵をダイナミックに描き上げます。

今回フルモデルチェンジを遂げたNSX。その性能は初代とは一線をかくすほど磨きがかかっていますが、運転のしやすさなどドライバー中心の開発ポリシーはいまだ健在のようです。

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これだけ熱い走りを見せられてしまうと、やはり間近でもこの感動的な走りを味わいたくなるもの。

三重県の鈴鹿サーキットでは、『2016 F1日本グランプリ』の決勝戦が10月9日(日)に行われます!秋の陽気に包まれながら、疾走感あふれる熱いレースを観戦することができたら、最高に気持ち良さそうです。

車が好きな人や走るのが好きな人、今回初めて車に興味を持った人も!疾走する車たちの姿を、その目に焼き付けてみてはいかがでしょうか?

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