北村弁護士の信念 「札束を積まれても、イヤなものは断る」 By - grape編集部 公開:2016-11-02 更新:2018-04-28 北村晴男 Share Post LINE はてな コメント 提供:産経新聞社 2016年11月1日にテレビ朝日系で放送された教養バラエティ番組『林修の今でしょ!講座』に出演した北村晴男弁護士。「これだけは何があっても絶対に受けない」という案件について語りました。 この回は北村弁護士が講師として登場し、東京大学法学部卒の林修先生に弁護士の全てを教えるといった内容でした。その中でいくらお金を積まれても断るという依頼を紹介したのが印象に残ったという人が多かったようです。 一体、どういった案件なのでしょうか? 明らかにクロだと分かっている案件には関わらない 林先生から北村弁護士に普通ならば聞きづらいイジワルな質問をぶつけるというコーナーがあり、その中で林先生はこんな質問を北村弁護士にぶつけました。 明らかに黒(有罪)だとわかっているのに、白(無罪)にしてくれと言われたことは? 法を知るスペシャリストということもあって、有利にことが進むように流れをつかめば、無罪を勝ち取ることもできそうな気もします。それができれば凄腕の弁護士でしょうし、報酬もかなりありそうですよね。 やはり、弁護士登録され今年で27年となるベテランの北村弁護士ですからそういった経験ももちろんあるようで「刑事民事に限らず『本当はこうだけど、こうしてくれ』って言われたことはいくらでもあります」と返答しました。 気になるのが、北村弁護士がそういった依頼を受けることがあるのか、だと思います。 北村弁護士はこのように断言しています。 それは、100%全部断ります。 これが、我々の仕事の良いところだと思ってるんですけど、イヤなものは断る。 と、安心する回答が聞けました。 さらに林先生が「ボン!と、札束を積まれても?」という例え話を出されても北村弁護士は「仮に積まれても絶対に断ります!」と即答していました。 それをやったら、ものスゴいストレスがかかる その理由について、北村弁護士は「それをやったら、ものすごくストレスがかかるんですよ」と、道理に合わないことをすれば精神的な苦痛が大きいそうです。 最後にその流れから北村弁護士は自身が弁護士を志した理由についても触れ、このように語っています。 そもそも自分がこの仕事に就いたのはなぜなのか?というと… 納得できないことには絶対に従えないんだ!と、そういう仕事は弁護士しかないと思ってなったので、そんなことをやったらもう、自分の人格が分裂してしまいますよね。 と、自分の弁護士としての流儀についても熱弁。 そしてその北村弁護士の主張は視聴者にもしっかり届いていたようです。 北村弁護士のコメント、納得 北村弁護士のコメント、納得だな。— FUMi♡˙ᴥ˙♡ (@fmy_fmy) 2016年11月1日 北村弁護士の話は何だか安心できた 他人の刑事事件をネタに記者レクを開こうとしたり、過払いだけつまみ食いして厄介な案件は弁護士会にたらい回ししたりする恥知らずな弁護士に比べたら、北村弁護士の話は何だか安心出来た。まともに見たのは今日が初めてだけど。— 弁護士 中村憲昭 (@nakanori930) 2016年11月1日 一貫した姿勢がいいなあ 北村弁護士が納得できない事には従えない自分の性格を変えようとはせず、むしろ活かせる弁護士を目指した話にたぎる。7回落ちもそれしかないという一貫した姿勢がいいなあ。— 倉崎 (@kurasa_ki) 2016年11月1日 多くの人々の心に届いた、北村弁護士の信念。これからも、その信条を貫いてほしいものです。 出典 @fmy_fmy/@nakanori930/@kurasa_ki/林修の今でしょ!講座 Share Post LINE はてな コメント
2016年11月1日にテレビ朝日系で放送された教養バラエティ番組『林修の今でしょ!講座』に出演した北村晴男弁護士。「これだけは何があっても絶対に受けない」という案件について語りました。
この回は北村弁護士が講師として登場し、東京大学法学部卒の林修先生に弁護士の全てを教えるといった内容でした。その中でいくらお金を積まれても断るという依頼を紹介したのが印象に残ったという人が多かったようです。
一体、どういった案件なのでしょうか?
明らかにクロだと分かっている案件には関わらない
林先生から北村弁護士に普通ならば聞きづらいイジワルな質問をぶつけるというコーナーがあり、その中で林先生はこんな質問を北村弁護士にぶつけました。
明らかに黒(有罪)だとわかっているのに、白(無罪)にしてくれと言われたことは?
法を知るスペシャリストということもあって、有利にことが進むように流れをつかめば、無罪を勝ち取ることもできそうな気もします。それができれば凄腕の弁護士でしょうし、報酬もかなりありそうですよね。
やはり、弁護士登録され今年で27年となるベテランの北村弁護士ですからそういった経験ももちろんあるようで「刑事民事に限らず『本当はこうだけど、こうしてくれ』って言われたことはいくらでもあります」と返答しました。
気になるのが、北村弁護士がそういった依頼を受けることがあるのか、だと思います。
北村弁護士はこのように断言しています。
それは、100%全部断ります。
これが、我々の仕事の良いところだと思ってるんですけど、イヤなものは断る。
と、安心する回答が聞けました。
さらに林先生が「ボン!と、札束を積まれても?」という例え話を出されても北村弁護士は「仮に積まれても絶対に断ります!」と即答していました。
それをやったら、ものスゴいストレスがかかる
その理由について、北村弁護士は「それをやったら、ものすごくストレスがかかるんですよ」と、道理に合わないことをすれば精神的な苦痛が大きいそうです。
最後にその流れから北村弁護士は自身が弁護士を志した理由についても触れ、このように語っています。
そもそも自分がこの仕事に就いたのはなぜなのか?というと…
納得できないことには絶対に従えないんだ!と、そういう仕事は弁護士しかないと思ってなったので、そんなことをやったらもう、自分の人格が分裂してしまいますよね。
と、自分の弁護士としての流儀についても熱弁。
そしてその北村弁護士の主張は視聴者にもしっかり届いていたようです。
北村弁護士のコメント、納得
北村弁護士の話は何だか安心できた
一貫した姿勢がいいなあ
多くの人々の心に届いた、北村弁護士の信念。これからも、その信条を貫いてほしいものです。