「罪悪感にさいなまれた」久保田利伸の名曲、歌詞にこんな裏話が!
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- 出典
- バズリズム
歌手の久保田利伸さんが2016年12月9日に日本テレビ系音楽番組『バズリズム』に出演。自身の代表曲『LA・LA・LA LOVE SONG』の制作秘話について語り、衝撃的な新事実が明らかになりました。
一体、どんな裏話があったのでしょうか。
歌詞がまったく浮かんでこなかった
久保田さんは楽曲制作も自ら行っていますが、自身の手がける楽曲はリズム先行で、出来上がったメロディーに歌詞をのせていくというスタイルであるとのこと。
その中で、『LA・LA・LA LOVE SONG』の制作秘話についても語り、このようにコメントしています。
適当にメロディー先行でやりすぎたせいで、歌詞が全く浮かんでこない
あの心地よいメロディーに合う歌詞を考えるのにはかなり苦労したようです。
空白部分は”ラララ”で埋めた
特に一番大変だったのがサビの部分の歌詞だったとのこと。
結局、締め切りまでに歌詞が出てこなかったため、思い浮かばなかった空白部分は「ラララ」で埋めたのだそうです。
その裏話を申し訳なさそうに話す久保田さんに、番組MCのバカリズムさんが「でも、僕らからすれば、ラララ~しかないですよ」と率直な意見をぶつけるも、久保田さんは「あの曲を出して1年、2年くらいはものすごく罪悪感がありましたよ」と真剣な表情で語っていただけに、それだけ後悔の念が強かったということだと思います。
久保田さんは「『まだ歌詞のってないのに、みんな歌ってる』みたいな」と、当時の複雑な心境を吐露していました。
間に合わなかったことを素直に認める
バカリズムさんはこれにもすかさず「それでも出しちゃえっていうのがすごくファンキーじゃないですか」と、フォローを入れるも、久保田さんは「いやいや実際間に合わなかったんですよ」と否定。
ファンキーという言葉が似合う久保田さんでも、そこはファンキーという言葉では片付けられないことのようです。
『LA・LA・LA LOVE SONG』は大ヒット曲
1996年のCDの売り上げ枚数は、1位が『名もなき詩/Mr.Children』2位が『DEPERTURES/globe』そして3位が『LA・LA・LA LOVE SONG』の順。4位以降には、『チェリー/スピッツ』『花 -Mement-Mori-/Mr.Children』『空も飛べるはず/スピッツ』など、今でも全く色あせない名曲揃い。
カラオケでもよく歌われる曲ばかりです。そうそうたる顔ぶれのなかで、3位という輝かしい記録を打ち立てた名曲が、久保田利伸さんにとって1.2年もの間「罪悪感」を感じさせていたとは…誰も想像しえなかったことです。
こんな隠れ秘話があったとは、2016年の今聞いてとにかくビックリしてしまいますね。
今でも人々の心を動かしている!
20年経っても愛され続けている、『LA・LA・LA LOVE SONG』は流れるたびに誰かの心を大きく動かしている存在です。改めて、曲の力を感じてしまいます。
【ネット上の声】
[文/grape編集部]