みんなのゲームショップが消えた! 原因は、PTAの署名運動 By - grape編集部 公開:2017-10-01 更新:2018-05-27 子供 Share Post LINE はてな コメント 子どものころ、どこに集まって遊んでいましたか。 公園や、児童館、または近所の池や川かもしれませんね。 楽しめる場所は、たくさんの子どもたちから愛されます。しかし、親たちの行動で、『こんな悲しい結末』を迎えることも…。 ゲーム店がなくなった日 『ゆるゆる日常マンガ』や『過去の苦甘い体験マンガ』を、Twitterに投稿している虹走(@nijibashiri)さんには、いつまでも記憶に残っている、子どものころの思い出があります。 当時、流行していたゲームで遊べるショップが学校の近くにオープン。喜んで通っていたのですが…。 FF6の定価は11400円でした pic.twitter.com/dMpKJvgOjV— 虹走 (@nijibashiri) 2017年9月28日 小学校のPTAが、署名活動をした影響でゲームショップがなくなった。 子どもたちは、黙々とゲームで遊んでいたワケではありません。ゲームショップでは、子ども同士の交流がありました。 ゲームショップの利点 ゲームショップで遊ぶと、こんな利点があります。 知らない子とも、ゲームを介して遊ぶことができる。 ゲームの攻略方法や、隠し要素を教え合うので、会話が盛り上がる。 ゲームで遊ぶ子どもは、みんな仲間です。きっと、年齢に関係なく遊べたことでしょう。 また、ゲーム仲間が増えて、友達の輪が広がっていく場所としても機能していました。 ゲームショップの問題点 しかし、虹走さんの学校のPTAは、ゲームセンターを「子どもに悪影響」だと判断しました。 それには、以下の理由が考えられます。 ゲームソフトの紛失、盗難などのトラブルが起きる。 ゲームの取り合い、勝敗や、ストーリーの進めかたなどでケンカが起きる。 不良とのつながりができる可能性がある。 親の目を離れてゲームにのめり込み、勉強がおろそかになる可能性がある。 PTAは、子どもたちのためを思って、ゲームショップを別の場所に移転させたといいます。 けれど、虹走さんは、これを大人の『エゴ』だと感じました。 ゲームショップを子どもから取り上げることが、本当に、子どものためを思っての行動なのでしょうか。 虹走さんの投稿に、多くの反応がありました。 悲しいお話ですよね…。 これで、いくつの友情がつぶされたのか。 私のところは、ゲーマーな父親たちがゲームショップを守ってくれました! 大人の目の届く範囲に、子どもの溜まり場があったほうがいい。もっと危ないところへ行く。 ゲームがなくなっても、子どもたちは別の遊びで、楽しいコミュニティを作ったかもしれません。 ただ、大人たちが、子どもの遊びの内実を知らず、一方的に『悪影響』と決め付けてしまったことが、子どもたちを傷付けてしまいました。 「子どもの安全を守りたい」という思いは大切なもの。 もし、ゲームショップを移動させるにしても、もう少し「相手を理解しよう」という気持ちがあれば、虹走さんのように傷が残ることはなかったのかもしれません…。 [文・構成/grape編集部] 出典 @nijibashiri Share Post LINE はてな コメント
子どものころ、どこに集まって遊んでいましたか。
公園や、児童館、または近所の池や川かもしれませんね。
楽しめる場所は、たくさんの子どもたちから愛されます。しかし、親たちの行動で、『こんな悲しい結末』を迎えることも…。
ゲーム店がなくなった日
『ゆるゆる日常マンガ』や『過去の苦甘い体験マンガ』を、Twitterに投稿している虹走(@nijibashiri)さんには、いつまでも記憶に残っている、子どものころの思い出があります。
当時、流行していたゲームで遊べるショップが学校の近くにオープン。喜んで通っていたのですが…。
小学校のPTAが、署名活動をした影響でゲームショップがなくなった。
子どもたちは、黙々とゲームで遊んでいたワケではありません。ゲームショップでは、子ども同士の交流がありました。
ゲームショップの利点
ゲームショップで遊ぶと、こんな利点があります。
ゲームで遊ぶ子どもは、みんな仲間です。きっと、年齢に関係なく遊べたことでしょう。
また、ゲーム仲間が増えて、友達の輪が広がっていく場所としても機能していました。
ゲームショップの問題点
しかし、虹走さんの学校のPTAは、ゲームセンターを「子どもに悪影響」だと判断しました。
それには、以下の理由が考えられます。
PTAは、子どもたちのためを思って、ゲームショップを別の場所に移転させたといいます。
けれど、虹走さんは、これを大人の『エゴ』だと感じました。
ゲームショップを子どもから取り上げることが、本当に、子どものためを思っての行動なのでしょうか。
虹走さんの投稿に、多くの反応がありました。
ゲームがなくなっても、子どもたちは別の遊びで、楽しいコミュニティを作ったかもしれません。
ただ、大人たちが、子どもの遊びの内実を知らず、一方的に『悪影響』と決め付けてしまったことが、子どもたちを傷付けてしまいました。
「子どもの安全を守りたい」という思いは大切なもの。
もし、ゲームショップを移動させるにしても、もう少し「相手を理解しよう」という気持ちがあれば、虹走さんのように傷が残ることはなかったのかもしれません…。
[文・構成/grape編集部]