「救命女性たちは、素晴らしい」 大相撲騒動、参院議員のコメントに共感の嵐
公開: 更新:
ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
「このケーキどうなるの?」 廃棄間際のスイーツを…「これは知らなかった」飲食店で食品ロスの危機におちいっている商品を買って『レスキュー』することができる、食品ロス削減アプリの『TABETE』に出会った女性。実際にレスキューしてみた結果?
- 出典
- とくダネ!
舞鶴市の多々見良三市長が、体調不良により土俵上で倒れてしまうというトラブルが起きた、2018年4月4日の大相撲春巡業。
救命処置のために数人の女性が土俵に上がったものの、大相撲では古くから女性が土俵上に立ち入ることを認めていないため、「女性は降りてください」といったアナウンスが複数回流れてたことが分かりました。
しかし、これに対して「人命にかかわる状況なのに不適切だ」と批判の声が続出。一方、すぐに土俵上に駆けつけた女性たちに対しては、賛辞の声が寄せられています。
まずは救命女性への賛辞を
「あの女性たちは、素晴らしい。拍手を送ります」
2018年4月6日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)の取材で、そう語っているのは、元大阪府知事の太田房江参院議員。
太田参院議員は、大阪府知事を務めていた8年間、土俵に上がって大相撲3月場所の大阪府知事賞を手渡すことができなかった過去があります。
大相撲の『女人禁制』を身をもって経験している太田参院議員は、今回の一件について、このように語っています。
人命よりも伝統が優先された今回の一件は、世間に大きな衝撃を与えました。
そのため、大相撲の『女人禁制』ばかり注目を浴びていますが、救助に駆けつけた女性たちも同じくらい話題になってもいいのではないでしょうか。
太田参院議員のコメントは、女性たちの活躍に目を向けるきっかけにもなり、放送終了後にはさまざまな反応が寄せられています。
・もちろん古い伝統を変えることも必要だけど、まずは女性たちの活躍を取り上げてほしい!
・とっさの出来事にもすぐに反応できた女性たちは、本当に素晴らしいと思う。
・あの場に専門の医者とかいないの?
女性の扱いに関してはもちろん、救命活動についてなど、早急なルール化が求められている大相撲。『信頼』を取り戻せる日は、来るのでしょうか。
[文・構成/grape編集部]