まさに理想の里親! 障がいがあり、捨てられた子犬のシンデレラストーリー
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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精悍な顔立ちと、好奇心旺盛で明るい性格のシベリアン・ハスキーはペットとして人気のある犬種です。
アメリカのイリノイ州にある動物保護シェルター『トリオ・アニマル・ファウンデーション(TAF)』に、とてもかわいい生後8週間のメスのハスキーが連れて来られました。
預けに来たのはドッグブリーダー。子犬に買い手が見つかりそうにないので手放すというのです。
なぜならその子犬は生まれつき、後ろ足に障がいをもっていたからです。
獣医が診察した結果、子犬は両方の後ろ足の脛骨(けいこつ)が変形しており、さらに足の指が7本あることが分かりました。
「障がいがあるから」と捨てられた子犬
シェルターのスタッフは子犬に『ポッサム』という名前をつけます。獣医やスタッフたちはポッサムの健康状態を知って、痛みを抱えていないかどうかが心配になったといいます。
ところがそんな心配をよそに、ポッサムはまるで飛び跳ねるようにして診察室を走り回ります。その姿を見ていたスタッフたちは、後ろ足の障がいがポッサムに痛みを与えていないことを知り安心しました。
まだ赤ちゃんのポッサムにはお母さんが必要。そう思ったスタッフはシェルターにいるメスのセラピードッグ『アントラー』とポッサムを一緒に過ごさせてみることにします。
するとポッサムは子犬パワー全開!アントラーはすっかりお疲れ気味です。でも、アントラーの腕に抱かれているポッサムはとても穏やかな表情。お母さんのような温もりを感じて、安心しているのでしょうか。
捨てられた子犬に最高の家族が
まるで障がいなどものともしないように、健気に生きているポッサム。とはいえポッサムの後ろ足の状態を考えると、今後成長していく過程で特別な治療やケアが必要になります。
それを踏まえた上で、シェルターのスタッフはポッサムにはしっかりと世話をしてくれる家族が必要だと考えました。
そして里親を募集したところ、ポッサムの生い立ちを知った人たちからものすごい数の応募が寄せられたのです!
里親希望者はみな、ポッサムを大切に育ててくれるであろうと思われました。そんな中で選ばれたのは、なんと獣医とフィジカルセラピストというドリームチーム!動物医療のプロが彼女の家族になってくれたのです。
獣医である里親に引き取られたポッサムは今後、健康状態に何かあればすぐに適切な治療を受けられることになります。まさに理想的な環境で育てられることになりました。
生まれつき障がいをもち、捨てられた子犬のシンデレラストーリー。これからは優しい家族にたっぷりの愛情をもらって、元気いっぱい幸せに成長してほしいですね!
[文・構成/grape編集部]