店内にいた野良犬を外に出した警備員 その方法に 「優しい」「ありがとう」
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父「はい、撮るよー」 完成した家族写真に「どうしてそうなった」「1周回って好き」父がカメラマン役になった家族写真。その出来に娘が驚愕したワケは?
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
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フィリピンに住むジャン・マート・カリンポンさんがショッピングセンター『ビスタ・モール』を訪れていた時のことです。
彼は1匹の野良犬が店内をうろついているのを目にします。
犬は床に寝転んですっかりリラックスしている様子。そこに警備員がやってきます。
警備員の男性が近付くと、犬は逃げるどころかなでてほしそうにお腹を見せてゴロン。
そんな人懐っこい犬を見た警備員は、犬を手荒に追い出すようなことはしませんでした。
彼は優しく前足をつかんで犬を起こし、まるで「お客様、出口はこちらです」というように、出口までエスコートしたのです。
その様子を撮影していたジャンさんは感激し、Facebookに動画を投稿。
すると野良犬を『優しく』外に連れ出した警備員の男性への感謝のコメントが寄せられました。
・野良犬を丁寧に扱ってくれてありがとう!
・優しい警備員さんだ。彼は犬を飼っているんじゃないかな?
・誰もがこんな風に動物に対しても敬意を持って接してほしいね。
丁寧に退店させられた野良犬が?
さらにこの話には続きがあります。ジャンさんの動画が拡散したことでこの野良犬が有名になり、「この後、犬はどうなったの?」という声が上がります。
それに応えるように数日後、『ビスタ・モール』があることを発表。
なんと動画に映っていた犬を含めて10匹の野良犬を『ビスタ・モール』の警備チームのメンバーとして雇うことにしたのです。
それはつまり『ビスタ・モール』の警備員たちが、家族がいない10匹の犬の里親になったということ。
この発表には『ビスタ・モール』を称賛する声が上がっています。
『ビスタ・モール』はFacebookに「人と動物が集まり、互いに助け合うという文化の構築を継続していきます」とつづっています。
動画に映っていた犬は『ドッグドッグ』と名付けられ、今ではすっかり『ビスタ・モール』の人気者になっているようです。
犬好きの人にとっては、これが『ビスタ・モール』を訪れる理由の1つになりそうですね。
[文・構成/grape編集部]