アジカンの『子連れへの注意喚起』に称賛の声 「気付かなかった」「ありがとう!」 By - grape編集部 公開:2018-07-19 更新:2018-07-19 ライブ子供 Share Post LINE はてな コメント ロックバンド『ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)』でボーカルとギターを担当する、後藤正文さん。 2018年7月18日に、自身のウェブサイトでファンへのメッセージを掲載しました。 「アジカンからのお願い」というタイトルでつづられていたその内容に、称賛の声が上がっています。 アジカン後藤正文、ファンに「子どもの耳を守って」と呼びかけ ライブ会場で、未就学児や小学生を見ることが増えたという後藤さん。 おそらく、アジカンファンの親が、子どもを連れてきているのでしょう。 幅広い世代に音楽を聴いてもらうことができるため、子どもを連れてのライブ参加は大歓迎だと後藤さんはいいました。 しかし、嬉しい反面、後藤さんには気になっていることがあるといいます。 それは、大音量のライブが子どもの耳に悪影響を与えてしまう可能性。 後藤さんは、このようにつづりました。 一方で、スピーカーから出る音の音量を考えると、はっきりと子どもたちの耳には良くないことも事実だと思います。 大人でも、スピーカーの真ん前で大きな音を浴び続ければ、一時的に耳鳴りの症状が出たり、音が聞こえづらくなることもあります。 演奏している俺たちも、コンサートのあとは耳が少し聞こえにくくなりますから。 今回のツアーでは、いくつかの会場でライブに集中できない事態に遭遇しました。 端的に言えば、安全とは言えないポジションに無防備な子どもがいました。両親と一緒とはいえ、声をかけざるを得ませんでした。 ASIAN KUNG-FU GENERATION / ゴッチ ーより引用 ライブ会場の中でも、スピーカーの近辺は凄まじい大音量で音楽が流れています。 そういった場所に子連れのファンがいるのを見て、後藤さんは子どもの耳が心配になってしまったのです。 児童の入場を拒むという手があるものの、アジカンメンバーには「子育てに追われる人にも、楽しんでもらえる場を作りたい」という気持ちがあるといいます。 そこで、『ある対策』をとることにしました。 今後、俺たちは次のツアーから、イヤーマフ(子ども用の防音ヘッドフォン)の貸し出しを始めようと思います。 けれども、それは忘れた人や、そもそもそうした器具の存在を知らなかった人たち用だと考えてください。 また、子どもたちの耳を守る必要性を知ってもらうためにも貸し出しを行います。同時に、児童のイヤーマフの着用を入場時のチェック事項に盛り込むつもりです。 ASIAN KUNG-FU GENERATION / ゴッチ ーより引用 アジカンメンバーで話し合った結果、子どもの耳を守るために防音ヘッドホンを貸し出すことにしたのです。 子連れの保護者に向けて、「子どもと一緒にライブに来る人は、会場を問わず、必ずイヤーマフや耳栓を自分たちで用意してください」と呼びかけた後藤さん。 そして、最後はこのようにつづりました。 大人たちは自分の判断で何かを行い、ある程度のことは自分の責任だと納得することができます。 けれども、子どもたちはそうはいかない。聴力のダメージは取り返しがつかないことも多いです。守ってあげてください。 そして、防音のイヤーマフをしていても、子どもたちにとって、その場所が安全かどうかは十分に注意しながら、楽しんでください。 これは俺だけでなく、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのメンバー全員からのメッセージです。楽屋で話し合って、俺が代表して書くことに決めました。 よろしくお願いします。 ASIAN KUNG-FU GENERATION / ゴッチ ーより引用 ライブ会場での大音量は、時にライブ慣れした大人でも耳が「キーン」となってしまうものです。 アーティストとして、後藤さん自身も耳を大切にしているはず。そのため、子どもたちの聴力も大切にしなければならないと思ったのでしょう。 アジカンの取り組みに、「素晴らしい!」の声 後藤さんの呼びかけはネット上で拡散され、アジカンファン以外の人の耳にも届いています。 子連れファンを大切にし、子どもの耳を守ろうとする姿に、多くの称賛の声が上がりました。 ・この取り組みが、耳の大切さに気付くキッカケになることを祈ります。 ・周囲の観客も子どもが心配になるから、アーティストが発信するのはいいことだと思う! ・このお知らせを読んで、次回からイヤーマフを持参しようと思いました。ありがとうございます! ・子育てが忙しくても、こういった配慮があるとライブに参加しやすくて助かります…。 また、「今後は気を付けます。迷惑をかけてすみません」というファンに対し、後藤さんは「家族で楽しみましょう!みんなで勉強していけばいいので、大丈夫!」という温かい返信をしています。 子連れファンの中には、子育てに追われる合間をぬってライブに参加をした人も多いことでしょう。 今回のような取り組みや呼びかけによって、親も安心でき、子どもの耳を守ることもできますね! [文・構成/grape編集部] 出典 ASIAN KUNG-FU GENERATION / ゴッチ Share Post LINE はてな コメント
ロックバンド『ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)』でボーカルとギターを担当する、後藤正文さん。
2018年7月18日に、自身のウェブサイトでファンへのメッセージを掲載しました。
「アジカンからのお願い」というタイトルでつづられていたその内容に、称賛の声が上がっています。
アジカン後藤正文、ファンに「子どもの耳を守って」と呼びかけ
ライブ会場で、未就学児や小学生を見ることが増えたという後藤さん。
おそらく、アジカンファンの親が、子どもを連れてきているのでしょう。
幅広い世代に音楽を聴いてもらうことができるため、子どもを連れてのライブ参加は大歓迎だと後藤さんはいいました。
しかし、嬉しい反面、後藤さんには気になっていることがあるといいます。
それは、大音量のライブが子どもの耳に悪影響を与えてしまう可能性。
後藤さんは、このようにつづりました。
ライブ会場の中でも、スピーカーの近辺は凄まじい大音量で音楽が流れています。
そういった場所に子連れのファンがいるのを見て、後藤さんは子どもの耳が心配になってしまったのです。
児童の入場を拒むという手があるものの、アジカンメンバーには「子育てに追われる人にも、楽しんでもらえる場を作りたい」という気持ちがあるといいます。
そこで、『ある対策』をとることにしました。
アジカンメンバーで話し合った結果、子どもの耳を守るために防音ヘッドホンを貸し出すことにしたのです。
子連れの保護者に向けて、「子どもと一緒にライブに来る人は、会場を問わず、必ずイヤーマフや耳栓を自分たちで用意してください」と呼びかけた後藤さん。
そして、最後はこのようにつづりました。
ライブ会場での大音量は、時にライブ慣れした大人でも耳が「キーン」となってしまうものです。
アーティストとして、後藤さん自身も耳を大切にしているはず。そのため、子どもたちの聴力も大切にしなければならないと思ったのでしょう。
アジカンの取り組みに、「素晴らしい!」の声
後藤さんの呼びかけはネット上で拡散され、アジカンファン以外の人の耳にも届いています。
子連れファンを大切にし、子どもの耳を守ろうとする姿に、多くの称賛の声が上がりました。
・この取り組みが、耳の大切さに気付くキッカケになることを祈ります。
・周囲の観客も子どもが心配になるから、アーティストが発信するのはいいことだと思う!
・このお知らせを読んで、次回からイヤーマフを持参しようと思いました。ありがとうございます!
・子育てが忙しくても、こういった配慮があるとライブに参加しやすくて助かります…。
また、「今後は気を付けます。迷惑をかけてすみません」というファンに対し、後藤さんは「家族で楽しみましょう!みんなで勉強していけばいいので、大丈夫!」という温かい返信をしています。
子連れファンの中には、子育てに追われる合間をぬってライブに参加をした人も多いことでしょう。
今回のような取り組みや呼びかけによって、親も安心でき、子どもの耳を守ることもできますね!
[文・構成/grape編集部]