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「かっこいい」龍泉寺の『御朱印帳』がネットで話題に!表紙に描かれたのは…

By - grape編集部  公開:  更新:

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  • やっと龍泉寺の御朱印帳をゲットした!
  • どの表紙もかっこよくて迷っちゃう。
  • 水引きを使った『御朱印帳バンド』も素敵。

「かっこいい!」とネットで話題になっている、栃木県足利市にある"龍泉寺"のオリジナル御朱印帳。

grapeは以前、3種類ある御朱印帳の中から、天才絵師・伊藤若冲(じゃくちゅう)の『庭鳥図双幅(にわとりずそうふく)』が描かれたものをご紹介しました。

伊藤若冲の御朱印帳と人気を二分するのが、こちらの御朱印帳。金箔押しされた美しい宝塔が存在感を放ちます。この『不滅の法燈(ほうとう)』とは一体何なのでしょうか。その答えは、龍泉寺の本堂内にあるようです。

1200年絶えず灯り続ける『不滅の法燈』

龍泉寺は、伝教大師・最澄を宗祖とする天台宗のお寺で、総本山である比叡山延暦寺の直末寺です。"足利厄除大師"として地元でも知られる大きなお寺ですが、中でも有名なのが、本堂に安置されている『不滅の法燈』。

『不滅の法燈』は、いまから約1200年前、天台宗を開いた最澄が灯したといわれています。滋賀県の比叡山延暦寺と、山形県の立石寺より分灯され、1200年経ったいまも、龍泉寺の本堂であかあかと灯されています。

ところで、滋賀県と山形県という遠く離れた寺から、どうやって足利の龍泉寺に分灯したのでしょうか。

不滅の法燈

実は龍泉寺は、地域社会へ貢献することを目的とした『ボーイスカウト足利第一団』というボーイスカウトを運営しています。比叡山へは昭和52年から9年間、立石寺へは平成8年から8年間という歳月をかけて、ボーイスカウトたちがなんと自らの足で行脚して分灯されたのだとか!

比叡山~足利間で歩いた距離は、なんと約700km!立石寺~足利間も約380kmと、とてつもない時間と体力をかけた大事業だったようです。

そして、『不滅の法燈』には"油断大敵"の語源があるといわれています。1200年の間、灯を絶やさぬように守り続ける、その緊張感からくるのかもしれません。

「日常で慣れてしまうことほど、初心に戻って行いなさい」そんなメッセージを感じ取れますよね。

龍泉寺の注目すべき点はほかにも!

樹齢200年の藤棚

また、龍泉寺の敷地内には、『一丈藤』という樹齢200年を超える古い藤の樹があります。

こちらの藤棚は、龍泉寺の名物の1つ。見ごろである4月中旬〜5月上旬には、境内全体が花の香りに包まれ、多くの人が藤棚を見に訪れます。

有名作品を収める"美術館"を併設

敷地内に"美術館"を併設しているのも、龍泉寺ならでは。

本堂の地下には、棟方志功(むなかたしこう)や俵屋宗達(たわらやそうたつ)といった有名作家の絵画や書、仏像など約30点が展示されています。すべて寺の所有品で、代々の住職が受け継いできたものなのだそうです。

ここでは、御朱印帳の表紙を飾っている、伊藤若冲の『庭鳥図双幅』の実物を目の前で見ることができますよ。

『不滅の法燈』、御朱印帳、藤棚、美術館…。見どころが盛りだくさんで、参拝するだけではもったいないと感じてしまいますよね。

年末年始、あなたも龍泉寺で厄除け祈願をして、よい1年を迎えてみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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