妻が亡くなり、1人で晩酌をしていた落語家 そんなある日、姿を現したのは…
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- 出典
- @SantaUonome
『しあわせゴハン』シリーズなど、いろいろな作品をTwitterで公開している漫画家の魚乃目 三太(@SantaUonome)さん。
表情豊かな登場人物や胸を打つストーリーが、人気を博しています。
『しあわせゴハン』シリーズ
今回ご紹介するのは、魚乃目さんの短編『いわしの油漬け』です。
主人公は、落語家の三遊亭咲菜(さんゆうてい・さかな)。1人で晩酌をする咲菜の元に、ある日『来客』が姿を現しました。
『いわしの油漬け』
1人だった晩酌が、1人と1匹の晩酌になり、猫とのひと時を楽しんでいた咲菜。しかし、ある日を境に猫は姿を現さなくなってしまいました。
咲菜の脳裏によぎったのは、10年前に出会った1匹の猫と、今は亡き妻…。過ぎ去りし日を偲び、咲菜は涙を流します。
そんな中、姿を現したのは一緒に晩酌を楽しんでいた猫。咲菜は再び、誰かと晩酌をする幸せを知ったのです。
きっと『いわしの油漬け』とお酒を1人で味わっていた頃よりも、よりおいしく感じることでしょう。
[文・構成/grape編集部]