ある1匹の猫が伝えたい『真実』 「私たちのうちの、75%はね」
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まんまるおめめとコロコロ変わるキュートな表情が魅力の猫・ナラちゃん。
シャム猫とトラ猫の混血である彼女は、現在Instagramで340万人ものフォロワーを持つ人気者です。
彼女にはある悲しい過去がありました。
可愛さの裏に秘められた、ある真実
保護施設で暮らしていたナラちゃんが飼い主さんに引き取られたのは、わずか5か月のころ。
初めのころは体調がすぐれず大変でしたが、飼い主さんが愛情込めて世話をした結果、ナラちゃんはすくすくと成長しました。
「自分の家族や友人の間で愛猫を共有したい」という思いから始めたInstagramですが、いつしかナラちゃんの魅力にハマる人が続出。
多くの人に愛される彼女の姿を見て、飼い主さんの気持ちには変化が起こり始めたのです。
保護施設の真実から、目をそらさずに
「保護施設で起きている真実に目を向けてほしい」と、自身のブログで訴える飼い主さん。
「子犬や子猫は人間の手を借りなくては生きていけません。誰の家族にもなれないまま、施設では75%もの子たちが殺処分されてしまうのです」
最後まで責任を持って育てられない人が数多くいる事実を述べ、さらに次のような『お願い』を記しています。
「可愛いという理由だけで子犬や子猫を飼うのはやめてください。
けれど、愛情込めて世話をし、彼らの残りの人生を見守り、幸せにしたい思いがあるならば、どうか1匹でも多く救ってください」
Instagramに投稿されるナラちゃんの表情はどれも幸せそうにくつろいでいて、悲しい過去を感じさせないものばかりです。
飼い主さんと出会い、愛情を与えられる喜びを知ったのでしょう。
飼い主さんの『思い』に共感する人が1人でも多く増えることで、ナラちゃんのように救われる子が1匹でも多く生まれることを願わずにはいられません。
[文・構成/grape編集部]