最後に会えてよかったね 20年間行方不明だった猫が飼い主と奇跡の再会
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なんの変哲もない茂みに吠える犬 気になって見に行くと…?友人の犬が、庭で謎の反応。茂みの中を確認してみると…!

鳥の巣箱に侵入した結果… 『困った姿』に「これは気まずい」「笑った」きみは…鳥じゃないよね? 木の上の鳥の巣箱から顔を出していたのは…「これは気まずい」
grape [グレイプ]
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なんの変哲もない茂みに吠える犬 気になって見に行くと…?友人の犬が、庭で謎の反応。茂みの中を確認してみると…!
鳥の巣箱に侵入した結果… 『困った姿』に「これは気まずい」「笑った」きみは…鳥じゃないよね? 木の上の鳥の巣箱から顔を出していたのは…「これは気まずい」
イギリスにある動物保護団体『RSPCA』のシェルターに1匹のメス猫が保護されました。
路上でうろついていたところを保護された猫はかなり高齢で、健康状態はよくありませんでした。
幸いその猫はマイクロチップを装着していて、飼い主の情報が記録されていたのです。
『RSPCA』のスタッフは早速、飼い主に連絡。すると驚くべきことが分かります。
なんとその猫は22年前に同じ施設から里親に引き取られた猫で、20年間も行方不明だったのです。
猫の名前はフィービー。海外メディア『Metro』によると、子猫だった22年前にクリスティンさんという女性の家族になりました。
そしてフィービーが2歳の時に突然家からいなくなってしまったのだそう。
クリスティンさんは近所を訪ねて回ったり、情報提供を呼びかけるポスターを作ったりして、フィービーを必死に探しました。
しかしなんの手掛かりもないまま、20年が経ったのです。
愛猫が見つかったことを知り、クリスティンさんはとても驚いたといいます。
ただ残念ながらフィービーは脳腫瘍を患い、発作を起こしていました。獣医師は「彼女のために安楽死させることが最善」だと伝えました。
クリスティンさんはフィービーを家に連れて帰り、たっぷりと愛情を与えました。
その2日後、フィービーは最愛の飼い主に見守られて息を引き取ったということです。
獣医師は「もしフィービーが野良猫だったら20年も生きられなかったでしょう。おそらく誰かがペットとして飼っていたのだと思います」と話したのだとか。
こんなに長生きできたということは、フィービーは誰かに大切に世話をされていたのかもしれません。
そして何らかの事情で、野良猫になってしまったのではないでしょうか。
フィービーが20年間どんな生活をしていたのかは分かりませんが、猫生の最後の2日間をクリスティンさんと一緒に過ごせたことは、彼女にとって幸せだったことでしょう。
[文・構成/grape編集部]