ワイン通に流行中!第4のワイン『オレンジワイン』を神楽坂で飲んでみた!
公開: 更新:


ポケットティッシュはそのままカバンに入れないで! 持ち運び方に「正解コレ」ポケットティッシュがカバンの中で潰れてボロボロになっていたという経験は誰しもがあるのではないでしょうか。ポケットティッシュをグシャグシャにならずに持ち歩ける裏技を紹介します。

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。
今、世界のワイン通に流行している第4のワイン『オレンジワイン』をご存じでしょうか。
※写真はイメージ
原料にオレンジを使用しているわけではなく、白ぶどうを使用して赤ワインと同じ工程で作ったワインのことです。
白ぶどうは、果皮に『アントシアニン』という色素を含まないために赤くはならず、黄色系の色素が溶け出してオレンジ色に。
ルーツは、ヨーロッパとアジアの境にある『ジョージア(以前はグルジア)』で、その製法は、なんと8000年前から存在していたそう。
そんな『オレンジワイン』が人気の理由は、主に2つです。
1つ目は、タンニンを含むため、酸化防止剤の亜硫酸を控えたナチュラルワインに仕上げられること。
そして2つ目は白ワインより厚みがあり、赤ワインほど渋みや苦みが強くないため、いろいろな料理に合わせやすいことにあるといわれています。
神楽坂にあるビストロで実際に飲んでみました!
今回訪れたのは、都心にありながら、ノスタルジックな雰囲気のただよう神楽坂にある『神楽坂ワイン食堂 ビストロ Entraide』という店。
自家製パンと自然派ワインが自慢のこのお店で出していただいたのは、ルーション地方の造り手ピエール・ニコラ氏の『キュベ オンディーヌブラン2018』。
実はピエール・ニコラ氏の前職は、メカニックやIT技術者でした。
その後、家系がぶどう農家だったこともあって、ワインの世界に足を踏み入れ、ボルドー地方やオーストラリアで醸造について学びます。
そして、いつしか栽培も醸造も全て自分で行い、新しい何かを生み出したいというこだわりを持つように。
この『オレンジワイン』にも、「ビオディナミ農法」を採用。
農薬などの科学技術よりも、「月の満ち欠けのリズム」を大事にし、土の持つエネルギーと自然の持つ本来の力で「ぶどうの生命力」を高めるスピリチュアルな農法です。
通常の製法より強い生命力を持ち、それがプラスにもマイナスにも働くとか。
そんな、ぶどうの声に耳を傾けてたどり着いた彼のワインスタイルは、ほかには見られない個性があふれているといいます。
『キュベ オンディーヌブラン』は、こっくりとしたオレンジがかったハチミツ色で、柑橘系のフルーツと、蜜りんごやメープルなどの甘やかな風味。
果実味もたっぷりで、しっかりとタンニン(渋み)がありながら、身体にすーっと入っていきます。
『Entraide』では限定入荷だそうですが、タイミングが合えば飲むことができるかも。気になる方は、ぜひ試してみてください。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]