lifestyle

『60年後に森になるビル』 そんなアホなと鼻で笑ったのは25年前だった…今の姿とは?

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

樹木に覆われていくビル、未来都市のような景観のアクロス福岡をご存知ですか。

25年前、完成時の姿を見に行った建築士のむげんびっと。(@toihaus)さんは、建築学部の友人とともに建物の『未来の姿』を教えてもらったといいます。

「この建物は60年後に森になるらしいよ」

この言葉に、後に建築士となるむげんびっとさん。でさえ、「アホな」と鼻で笑ったのだそうです。

しかし現在、野鳥や小動物が住みつく森のあるビルになっているそうです。

むげんびっと。さんの投稿したツイートには18万を超える「いいね」が集まり、「自然と共生素晴らしい」「飛びそう」などのコメントが多数寄せられました。

「これは公式にある3年前の写真なので、今はもっと生い茂ってます。ぜひご自分の目で確かめて、そしてアクロス山を登ってみてください。」

なんと晴れている土日は、登ることもできるそうです。むげんびっと。さんは、「コロナが収まったらぜひ行ってみてね!」といっています。

福岡市の中心地にあり、コンサートも開催される複合文化施設アクロス福岡が『森になっていく軌跡』を見せている25周年記念動画はこちらです。

道路側はガラス張りのビルなので、森になっている公園側の姿に地元でも気付いていない人もいるそうです。

Twitter投票を使って、むげんびっと。さんが「森になっているのを知っていましたか?」と聞いた結果、何も知らなかった人が6割近くになり、完成当時の姿しか知らなかったという人も1割以上いたそうです。

「日本にはもっと知られていいステキな場所がきっとあるはず。いつもの風景だからとスルーしないで、つぶやいてみるのも大切なことかもですね」と、むげんびっと。さんはいいます。

私たち現代人が惹かれる場所とは、森になるビルのように自然を活かす人類の叡智が感じられる場所なのでしょうか。

秋には紅葉も綺麗という森になるビル。35年後の姿も楽しみですね。


[文・構成/grape編集部]

抹茶を立てているところ

けっこうなお点前で…抹茶を点てる高専生に『19万いいね!』 手にした道具が?日本の伝統的な作法を用いて、抹茶を点(た)ててふるまう、茶道。 茶道具の美しさや季節感、おもてなしの心などを感じられることが魅力とされています。 抹茶を点てる時には、茶碗に抹茶と湯を入れて、竹製の茶筅(ちゃせん)を使って...

手作りペット服を着た犬

『ミシン初心者』の飼い主 でき上がったペット服に「じわじわくる」「笑いました」祖母のパジャマを使ってペット服を作った、ぽめさん。愛猫と愛犬に着てもらうと、まさかの姿になって…?Xで5万件以上の『いいね』を集めた、話題の写真。ペット服製作の裏側についてもインタビューしました。

出典
@toihaus@acros_shihaininアクロス福岡

Share Post LINE はてな コメント

page
top