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ゴジラやコングだけじゃない! 大迫力の必見海外怪獣映画たち

By - grape編集部  公開:  更新:

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全米で公開されるや、コロナ禍においても異例の大ヒットを飛ばし、日本でも公開が待たれる日米の巨大怪獣が激突する大作映画『ゴジラvsコング』。

怪獣映画というと日本のお家芸ですが、海外にもど迫力の作品はあります。

そんな海外の怪獣映画を5作品紹介。きっと退屈な日々を忘れさせてくれる作品に出会えるはずです。

叫び、暴れて、壊しまくる! ストレス吹き飛ばす海の向こうの怪獣たち

クローバーフィールド HAKAISHA

まず紹介するのは、2008年に公開され、その謎めいた宣伝に大きな話題が集まった怪獣映画『クローバーフィールド HAKAISHA』です。

制作総指揮を務めたのは、今や『スター・ウォーズ』シリーズを手がける世界的ヒットメーカーとなったJ・J・エイブラムス監督。

最初に公開されたポスターにはなんとタイトルがなく、謎に包まれた宣伝が繰り広げられるなど、大きな話題を呼びました。

■あらすじ

転勤を控えた弟のロブをサプライズで祝おうとハンディカメラを回しながら準備に勤しむ兄・ジェイソンと、ロブの友人たち。

恋人と喧嘩したばかりで傷心気味のロブのサプライズが始まったその時、ニューヨーク中に轟音が響き渡り、悪夢の夜が幕を開けるのでした…。

ニューヨークを襲った巨大怪獣を、主人公たちのハンディカメラ目線で表現した『POV(ポイント・オブ・ビュー)』と呼ばれる一人称視点で描いた本作。

怪獣に襲われた市民の中に自分も紛れ込んだかのような、圧倒的な臨場感は必見です。

トロール・ハンター

次は、2012年公開のノルウェー映画『トロール・ハンター』です。

本作も、先に紹介した『クローバーフィールド HAKAISHA』と同じくPOV形式を採用した作品で、ノルウェーの雄大な自然の中に現れる怪物・怪獣描写は見たことのない新鮮さに満ちています。

■あらすじ

ノルウェーのヴォルダ大学に通う学生3人は、熊の密漁問題のドキュメンタリー映画の撮影に乗り出します。

その最中に出会った謎の男・ハンス。密漁者ではないかと怪しむ学生たちに、ハンスは自分がおとぎ話で有名な怪獣・トロールのハンターだと衝撃の告白を告げるのでした…。

トロールというと『ムーミン』のようなかわいらしい北欧の妖精をイメージしますが、本作に登場するのは毛むくじゃらのゴツゴツした怪物たち。

クライマックスに登場する全長60mの巨大な『ヨットナール』と呼ばれる種類のトロールとの決戦は見ものです。

パシフィック・リム

次は、2013年に公開され、世界中で大ヒットしたSF超大作映画『パシフィック・リム』を紹介します。

怪獣やクリーチャーの大ファンであるギレルモ・デル・トロ監督が生み出した本作は、劇中のモンスターを『KAIJYU』と呼称するなど、日本の特撮作品やアニメへのリスペクトにあふれています。

メインキャラクターに菊地凛子さんが大抜擢されたことも話題になりましたよね。

■あらすじ

突如、太平洋の深海の次元の裂け目から出現した巨大不明生物『KAIJYU』たち。彼らに対抗するため、人類は巨大ロボット兵器イェーガーを開発します。

兄を失ったイェーガーパイロットのローリーは、日本人科学者の森マコとコンビを組み、巨大怪獣に立ち向かっていくのでした。

巨大怪獣に巨大ロボットまで加わるという、いい意味で少年心をくすぐる展開は痛快の極みといえるでしょう。

美術セットや世界観も緻密に作り込まれており、多くのファンを獲得した本作は、のちに続編映画やアニメシリーズまで誕生した、ハリウッド怪獣映画の新たな金字塔の1つともいえる傑作です。

シンクロナイズドモンスター

次は、大人気女優アン・ハサウェイが主演と制作総指揮を務めた、2017年の異色の怪獣コメディ映画『シンクロナイズドモンスター』です。

映画『レ・ミゼラブル』や『プラダを着た悪魔』などで知られる美人俳優のアン・ハサウェイ。

そんな彼女が、髪はボサボサで酒浸りのダメダメなキャラクターを演じているだけでも強烈なのに、そこに巨大怪獣まで加わるという設定が魅力の作品です。

■あらすじ

WEBライターをしていた女性グロリアは、炎上騒ぎを起こし会社をクビに。酒浸りになり知り合いのバーに転がり込んだ彼女でしたが、そこの店長からもパワハラを受けてしまいます。

世界にうんざりしていた彼女は、突如韓国に出現した巨大怪獣のニュースを見るうちに、怪獣と自分の動きがシンクロしている衝撃の事実に気付いたのでした。

ぶっとんだ設定ながら、根底には世界に嫌気がさして繋がりを絶っていた女性が「巨大怪獣とシンクロする」という否応なしの社会との繋がりを課せられるというテーマがあります。

笑えてスカッとすると同時に、徐々に責任感に目覚めていく主人公の成長物語でもある良作です。

ランペイジ 巨獣大乱闘

最後は、今やハリウッドでもトップクラスのドル箱俳優となったドウェイン・ジョンソンが主演を務めた、2018年の痛快怪獣映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』です。

まさにタイトルそのままに巨獣が大暴れするド派手なハリウッド映画といった趣の本作は、1986年に発売されてアメリカで大人気となったアーケードゲームがベースとなっています。

■あらすじ

高い知性を持つホワイトゴリラのジョージと深い絆を結んでいた、霊長類学者のデイビス。しかしジョージを含む3体の動物は、金儲けに目のくらんだとある企業の遺伝子実験の失敗に巻き込まれ、シカゴの街を破壊し尽くす巨大怪獣に変身してしまうのでした…。

ビルにタックルをかます巨大ゴリラや、モモンガのような飛膜を持った巨大オオカミなど、無数の遺伝子が組み込まれたハイブリッド生物が登場する本作。

ド派手な展開の中にも怪獣とロックさまの友情が垣間見えるなど、アツい展開があるのも魅力です。

景気よく暴れてくれるほどに、観る者のストレスを吹き飛ばしてくれる怪獣映画。日本の伝統作品もよいですが、巨額のかかった海外産怪獣映画もまたよいものですよ!


[文・構成/grape編集部]

出典
クローバーフィールド/HAKAISHA - 予告編パシフィック・リム/アップライジング (吹替版)シンクロナイズドモンスター PV映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』本予告【HD】5月18日(金)公開

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