この犬を見て! 道路沿いに登場した巨大な広告に 「素晴らしいアイディア」 By - grape編集部 公開:2021-09-19 更新:2021-09-19 動物愛護犬里親 Share Post LINE はてな コメント 出典:mission_driven_goods こんにちは。私の名前はサリー・スーです。里親になってくれませんか? 2021年8月、アメリカのカンザス州に、こんなメッセージが添えられたビルボード(屋外広告)が登場しました。 愛らしい犬の写真に、思わず頬がゆるんでしまいそうなビルボード。 これは、サリー・スーという保護犬の里親を募る広告なのです。 ※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Mission Driven (@mission_driven_goods) このビルボードを制作したのは、ペット用品の販売と保護動物の里親探しを支援している会社『ミッション・ドリブン』の代表、スコット・プアさん。 道路わきのビルボードは、自然と目に入ってくるものです。ふと目にした広告のおかげで、探していた情報が見つかったり、思わぬ出会いにつながったりすることもあるでしょう。 そこでスコットさんは、なかなか里親が決まらない保護動物たちの情報を、1人でも多くの人に知ってもらうために、屋外広告を思いついたのです。 View this post on Instagram A post shared by Mission Driven (@mission_driven_goods) 最初の広告に登場したサリー・スーは11歳のメス犬で、もう2年近く動物保護施設で暮らしているのだそう。 スコットさんは海外メディア『KMBC 9』で、ビルボードを作った理由についてこう語っています。 ソーシャルメディアは同じ話を同じ人たちに宣伝する傾向があるのに対し、ビルボード、特にハイウェイ沿いの広告は毎日何千回も見てもらえます。 私たちに必要なのは、たった1人のふさわしい人がビルボードと目を合わせてくれることです。そうすれば1つの命を救えるのです。 KMBC 9 ーより引用(和訳) このビルボードについては、「素晴らしいアイディアだ」「このかわいい子に家族が見つかりますように」などの声が寄せられています。 2年間もシェルターで暮らしていたサリー・スーは、ほかの保護犬たちが次々と里親が決まって施設を出て行くのを見送っていたはず。 そんな時、サリー・スーはどんな気持ちでいたのでしょう。想像すると、胸が痛みます。 同年9月15日現在、サリー・スーの里親はまだ決まっていませんが、スコットさんやシェルターのスタッフは、「パーフェクトな家族が見つかるまで絶対にあきらめません」とつづっています。 View this post on Instagram A post shared by Mission Driven (@mission_driven_goods) サリー・スーはとても人懐っこくて、シェルターのスタッフやボランティアの人たちが大好きなのだそう。 今も大切に世話をされていますが、やはり『家族』と一緒に自由に暮らせる安心と喜びを手にして欲しいものです。 長い間待ち続けたぶんだけ、サリー・スーがこれ以上ない最高の家族と巡り合えるといいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 mission_driven_goods/Billboard in Kansas City features dog that's been in animal shelter for 2 years Share Post LINE はてな コメント
こんにちは。私の名前はサリー・スーです。里親になってくれませんか?
2021年8月、アメリカのカンザス州に、こんなメッセージが添えられたビルボード(屋外広告)が登場しました。
愛らしい犬の写真に、思わず頬がゆるんでしまいそうなビルボード。
これは、サリー・スーという保護犬の里親を募る広告なのです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
このビルボードを制作したのは、ペット用品の販売と保護動物の里親探しを支援している会社『ミッション・ドリブン』の代表、スコット・プアさん。
道路わきのビルボードは、自然と目に入ってくるものです。ふと目にした広告のおかげで、探していた情報が見つかったり、思わぬ出会いにつながったりすることもあるでしょう。
そこでスコットさんは、なかなか里親が決まらない保護動物たちの情報を、1人でも多くの人に知ってもらうために、屋外広告を思いついたのです。
最初の広告に登場したサリー・スーは11歳のメス犬で、もう2年近く動物保護施設で暮らしているのだそう。
スコットさんは海外メディア『KMBC 9』で、ビルボードを作った理由についてこう語っています。
このビルボードについては、「素晴らしいアイディアだ」「このかわいい子に家族が見つかりますように」などの声が寄せられています。
2年間もシェルターで暮らしていたサリー・スーは、ほかの保護犬たちが次々と里親が決まって施設を出て行くのを見送っていたはず。
そんな時、サリー・スーはどんな気持ちでいたのでしょう。想像すると、胸が痛みます。
同年9月15日現在、サリー・スーの里親はまだ決まっていませんが、スコットさんやシェルターのスタッフは、「パーフェクトな家族が見つかるまで絶対にあきらめません」とつづっています。
サリー・スーはとても人懐っこくて、シェルターのスタッフやボランティアの人たちが大好きなのだそう。
今も大切に世話をされていますが、やはり『家族』と一緒に自由に暮らせる安心と喜びを手にして欲しいものです。
長い間待ち続けたぶんだけ、サリー・スーがこれ以上ない最高の家族と巡り合えるといいですね。
[文・構成/grape編集部]