動物保護施設の前に現れた、野良犬 見せた『行動』に「感動して泣いた」
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アメリカのテキサス州に、たくさんの犬たちがのびのびと暮らす保護施設があります。
動物が大好きなビオンカ・スミスさんが作った『オフ・ザ・グリッド・アニマル・サンクチュアリ』は、虐待されたり、飼育放棄されたりした犬たちにセカンドチャンスをあげるために設立されました。
保護施設の入り口に現れた犬
2023年10月26日、『オフ・ザ・グリッド・アニマル・サンクチュアリ』にいる犬たちが、なぜか激しく吠えていたのだそう。
気になったビオンカさんが入り口の門のほうを見ると、1匹の犬が施設の中を覗いていたのです。
彼女が門の外へ出ると、悲しそうな表情をしたその犬はしっぽを振りながらゆっくりと近付いてきました。
ビオンカさんは犬に「こんにちは。助けてほしいの?」と優しく話しかけます。
次の瞬間、彼女は犬が見せた行動に思わず感動してしまったのだとか。
その時の様子がこちらです。
ビオンカさんは犬を見た直後は、犬が少し怯えているように見えたため、「噛まれるかもしれない」と警戒していたといいます。
しかし、その心配は無用でした。
ビオンカさんに近付いてきた犬は彼女の前に座り、彼女が差し出した手を握るようにお手をしたのです。
それはまるで「僕を助けて」とお願いしているように見えたそう。
その瞬間、彼女は「この犬を救ってあげよう」と決め、施設に連れて帰りました。
犬はデピュティくんと名付けられ、まずはここの犬たちのリーダーであるクモくんに挨拶。
この5日後のデピュティくんの様子をご覧ください!
※動画はInstagram上で再生できます。
ほかの犬たちと一緒に走り回っているデピュティくんはとても幸せそう!
「ありがとう!」というように、ビオンカさんに抱きついています。
ビオンカさんが「彼の態度は、悲しげで怖がりながらも助けを求めてきた犬とはまったく違います!」とつづっているとおり、数日前とは違う犬のように元気ですね。
ビオンカさんとデピュティくんの出会いの動画は拡散され、たくさんの喜びの声が上がりました。
・この犬は、あなたが犬たちを救ってくれる女性だと聞いて来たんだよ!
・あなたとこの犬の心が通じ合った瞬間に、感動して泣いた。
・この子はただ誰かに愛されたかったのだと思う。心が痛むよ。
ビオンカさんはいずれはデピュティくんに新しい家族を見つけてあげるつもりだそうです。
デピュティくんは顔や脚に傷跡があるように見えます。また、お座りやお手ができるということは、誰かの飼い犬だったのではないでしょうか。
彼の生い立ちは知る由もありませんが、ビオンカさんと出会った時の表情を見る限り、つらい経験をしてきたことが推測できます。
突然、施設の前に現れたデピュティくんは『オフ・ザ・グリッド・アニマル・サンクチュアリ』で暮らす犬たちの鳴き声を聞いて、「僕もここで暮らしたい」と思ったのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]