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殺処分される猫を救いたい!「猫庭」で猫と人に癒しの空間を!

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:READYFOR

山口県にある1つの旅館で、猫のいのちをつなぐためのプロジェクトが動き出しました。

山口市の南西部に位置する「てしま旅館」が、その舞台です。

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殺処分されてしまうかもしれない、かわいそうな野良猫を救う新しいアイディア。

そんな猫たちが安心して暮らせる場所「猫庭」を作り出すというプロジェクトです。

不幸な猫を1匹でも減らしたい

元々、オーナーの手島英樹さんは大の猫好き。既に4匹の野良猫を保護し、自宅で飼っています。しかし、当たり前のことですが、自宅ではスペースに限りがあるため、多くの野良猫を保護し、飼うことはできません。

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出典:READYFOR

年間に約5000匹もの野良猫が殺処分されてしまうという現状。しかし、個人レベルでは、これ以上保護することはできません。「それでも、かわいそうな猫たちをなんとかしてあげたい」という想いに悩んでしまうこともあったといいます。

そこで、手島さんが発案したのが、旅館の庭を改築し、野良猫たちを保護する「猫庭」というアイディアです。

発端は旅館で行っているデイサービスから。そこにいらっしゃる年配の方たちを見て、

「庭に紛れ込んだ猫を眺めて癒されている」

「表情も、声も優しくなり、お友達との会話も弾んでいる」

と感じたそうです。

そんな猫が持つ“癒し”に気づいたのがきっかけでした。

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出典:READYFOR

コンテナを再利用し、猫たちが雨風や強い日差しを避けるためのスペースを作りします。また、庭から外に出て、交通事故などに合う不幸を避けるために柵の設置も必須です。

餌代や医療費など、乗り越えなければならない課題が多いのも事実ですが、それでも犬猫を愛する人たちの多くの賛同を得て、プロジェクトは前進しています。

人は癒しを得て、猫は安心して暮らせる環境を作る。

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出典:READYFOR

人間と猫がお互い幸せになるステキな試みですね。このプロジェクトがうまくいけば、犬の殺処分問題にも応用できるはず。1日も早く実現できることを願っています。

シェルターで暮らす保護犬の写真(撮影:grape編集部)

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