犬の散歩中、捨て猫を見つけた女性 行きつけのカフェ店主に相談したら…最高の展開に
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「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。
仮装をして集まった5匹の柴犬 あまりに『戦隊ヒーロー』すぎる姿が、こちら「戦隊ヒーローみたい」といったコメントとともに、柴犬の九ちゃんの写真をXに投稿した、飼い主(@gBETQs4FK71tz68)さん。 写真には九ちゃんのほかに、飼い主さんの友人たちが連れてきた、4匹の柴犬も一緒に写っていて…。
ライターチーム『キジカク』で執筆活動をしている、うーかさん。
アメリカに12年、台湾に2年在住の経験があり、海外ならではの面白い話題を探すことを日課にしています。
そんなうーかさんが、実体験や友人のエピソード、クスッと笑えるユニークなグルメや驚きのカルチャーなどを紹介します!
最近は愛犬のころちゃんこと、ころもくんと一緒にさまざまな場所へ出かけることに夢中です。
台湾の首都、台北の中山駅近くにあるペットフレンドリーなカフェ『Mori Mori Cafe』。賑やかな大通りの裏にある小さなカフェには、看板猫のヤマトくんがいます。
カウンターに座る、黒猫のヤマトくん
イタズラ好きでやんちゃなヤマトくんは、カフェを訪れる人々の人気者。お店のカウンターにちょこんと座って、お客さんが来るのを待っています。
実はヤマトくんは、筆者と、筆者の愛犬ころちゃんが道で見つけた捨て猫だったのです。
ある日、ころちゃんと一緒に『Mori Mori Cafe』へ向かう途中、筆者の後方から少々乱暴に運転するバイクがやってくるのが見えました。
思わず立ち止まり、バイクが通り過ぎるのを待っていると建物の隙間から何やら黒い小さな影が…。
「危ない!」と思わず叫んだ筆者の声にびっくりしたのか、黒い影がピタリ!と静止。よく見ると、それは小さな黒猫でした。
「ミーミー」と鳴いている黒猫は、まだ小さく子猫のよう。周りを見渡してみましたが、親猫や兄弟猫、飼い主らしい人はいなさそうです。
中山駅付近は日本でいう新宿駅のような場所。周りは車やバイクの往来も激しく、道がとても狭いので、このままでは事故になりかねません。
発見時のヤマトくん
筆者が手を伸ばすと逃げてしまうかと思いきや、意外にも簡単に抱っこさせてくれた黒猫。これがヤマトくんとの出会いでした。
すでに日本への帰国の日程が決まっていた筆者と、ころちゃん。残念ながら一緒に暮らすことは叶いそうにありません。
そこで、『Mori Mori Cafe』にいるオーナーと、カフェにいたお客さんたちで力を合わせて、黒猫の引き取り手を見つけることになりました。
みんなでInstagramなどのSNSを駆使し、黒猫の飼い主を募集。
※動画はInstagram上で再生できます。
総勢10名近い人たちが投稿をしてくれたので、すぐに飼い主が見つかるはずと思いきや、なかなか見つからず…。
その日は一旦、筆者が黒猫を家に連れて帰り、「飼い主になりたい」という人が出てくるのを待つことにしようと話をしていました。
我が物顔でころちゃんのペットカートの下でくつろぐ、ヤマトくん
すると最初は、同居している母親に「すでに3匹猫を飼っているから無理なの」といわれていた『Mori Mori Cafe』のオーナーが、なんと4匹目の猫として黒猫を引き取ってくれることに!
オーナーが自分の母親に電話をかけて、「自分の部屋で世話をするから」と説得をしてくれたそうです。
獣医にヘルスチェックをしてもらった、ヤマトくん
黒猫ちゃんは『ヤマト』と名付けられ、それ以来、店の看板猫として『Mori Mori Cafe』でお客さんをもてなしています!
絶品スイーツを楽しめる『Mori Mori Cafe』
ちなみに、『Mori Mori Cafe』のオーナーは日本語がペラペラ!日本の製菓学校を卒業したそうで、提供されるケーキもご飯も絶品です。
筆者は台湾に住んでいた時「ヤマトくんに会いに…」という口実のもと、毎週のように訪れてはおいしいご飯とケーキを堪能していました。
旅行で台湾に訪れた際は、ヤマトくんに会いに『Mori Mori Cafe』へ訪れてみてはいかがでしょうか。きっとやんちゃなヤマトくんが、かわいい猫パンチでお迎えしてくれるはずです。
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[文/キジカク・構成/grape編集部]