海外旅行のお土産 日本に持ち帰れないNGアイテムとは 政府広報の内容に「知りませんでした…」
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- 出典
- gov_online
海外旅行を楽しむ人も増えてきています。だからこそ、頭に入れておきたいのがお土産に関する基礎知識です。
海外旅行で購入したお土産品の中には、日本への持ち込みが禁止されている商品があるということをご存じですか。政府の公式Instagramアカウント「内閣府政府広報」(gov_online)の投稿から、旅行の際に気を付けるべきポイントを紹介します。
肉や肉製品は持ち込み不可
海外旅行のお土産として、日本に持ち込めないのが肉や肉製品です。海外で見かけた珍しい商品を「現地の味」として持ち帰りたくなる気持ちも分かりますが、許可されていません。具体的には、以下のような商品に注意しましょう。
・生鮮肉
・ジャーキー、干し肉
・ハム、生ハム
・ソーセージ、サラミ
・ベーコン
・調理済み肉
・もみじ(鶏の足)
また、料理に肉類が使われているものもNGです。
・肉まん
・肉入り餃子
・ハムサンド
・ハンバーガー
「肉類」という意識がないまま持ち込んでしまうケースもあるため、十分に注意してください。
肉や肉製品の持ち込みが禁止されている理由とは
肉や肉製品の持ち込みが厳しく制限されている理由は、国内へのウイルスの侵入を防ぐためです。世界では、ASF(アフリカブタ熱)などの感染症が広く発生しています。人間には感染しないものの、ブタやイノシシにとっては致死率の高い危険な病気です。
海外製品をもとに流行が広がれば、畜産業界は多大な影響を被るでしょう。多くのブタが殺処分されれば、当然食卓への影響も大きくなります。
こうしたリスクを避けるため、海外旅行でお土産を購入する際には、食品表示ラベルをしっかり確認するようにしましょう。また海外から日本あてに、肉製品の発送を依頼するのも避けてください。
帰国時に肉や肉製品を持っている場合は、検査証明書の有無にかかわらず、税関の動物検疫カウンターにて検査を受ける必要があります。輸入禁止・停止の対象品や検査証明書がないと確認されたものは、その場で放棄することになるため、十分に注意しましょう。
内閣府政府広報によると、「肉が少量しか使われていない」「空港の免税店で販売されていた」「真空パックで売られている」といった製品でも、原材料欄に「肉」の表示がある製品は持ち込み不可とのこと。
せっかく購入したお土産品を放棄することになれば、当然ショックでしょう。誰に何を配るのか、予定も狂ってしまいます。購入時にしっかり注意するのがおすすめです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
[文・構成/grape編集部]