「和也は亡くなる設定だった!?」 『タッチ』のタイトルの由来を、あだち充先生が語る
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店員「ちょっとちょっと」 3児を連れて歩く女性に「見てらんないんだよ」「東京の人は冷たい」とよく言うけれど、それは都市伝説かもしれない。子連れの女性が、それぞれ別の日に受けた、見知らぬ人からの優しさや気遣いに感動!

動物病院の待合室で? たまに見かける光景に「楽しい」「こんなにかわいい空間があるんだな」ウサギのひめちゃんと一緒に暮らしている、南兎(@sud_lapin2987)さん。動物病院で見かけた光景をイラストに描き、Xに投稿したところ、14万件もの『いいね』が付き、注目を集めました。
2016年10月12日に発売された「月刊少年サンデー」(以下、ゲッサン)の11月号に、あだち充先生が対談という形で登場しました。
あだち先生と言えば、『H2』や『クロスゲーム』など、数々の野球マンガを世に送り出して来ましたが、代名詞と言えばやはり『タッチ』
タッチ
上杉和也と達也の双子の兄弟と、幼馴染の浅倉南を軸に、高校野球と恋愛を描く、青春野球マンガの金字塔とも言うべき作品。野球の才能にあふれた和也が交通事故で亡くなり、その意志を受け継いだ達也が甲子園に出場し、優勝するまでを描く
ゲッサンでは連載当時、「なんで和也を殺すんだ!?」というファンの苦情も多かったというシーンについて、覆面漫画家・カメントツさんがあだち先生に質問をぶつけました。
バトンタッチの『タッチ』…
※写真はイメージ
つまり、連載開始から和也が死ぬことは決まっていた!!!
この事実に、Twitterは「知らなかった」と「今更」という真っ二つの意見に分かれます。
「知らなかった」という人と…
「冗談抜きで何で知らないの」という人と…
ちなみに、ゲッサンの中で、あだち先生は当時の担当編集とのこんなやりとりも披露しています。
これを読む限り、編集部内でも賛否があったようですね。
アニメや映画、続編などにも繋がり、今でも多くの人の心に残っているところを見ると、やはり、あだち先生の判断が正しかったということでしょう。
しかし、ファンとしては「和也が生きているバージョンの『タッチ』も、読んでみたい」と勝手なことを思ったりもしてしまいます(笑)