86歳にして『編み物』に初挑戦した老人 その結果、ぬくもりの連鎖が生まれる
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長年エンジニアとして働いてきたエド・モーリズさん。現在は老人介護施設に入所しています。
彼が86歳にして始めた趣味をきっかけに、優しさの連鎖が生まれていると話題を呼んでいます。
一番の先生は『娘さん』
長年IT関連の仕事に就いていたエドさんが、介護施設に入所してから始めた趣味は、なんと『編み物』。
低体重で生まれた新生児のために、ニット帽を編んであげる企画が持ち上がったことがきっかけでした。
今まで編み物とは無縁の生活を送っていたエドさんにとって、どんな道具がいるのか、手順は何なのか、わからないことだらけ。
そこで、娘さんに「教えてほしい」とお願いしたところ、エドさんのために毛糸や編み棒を買ってきて、嬉しそうに教えてくれたそうです。
普段、離れて暮らしているからこそ、編み物を通して親子のコミュニケーションを深められることが、娘さんにとっては何よりも幸せなことだったのです。
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そうした娘さんの丁寧な指導もあり、エドさんはゆっくりと、しかし着実に腕前をあげていきました。
最初のころは、1つ編むのに3時間以上かかっていたところ、今では1時間半もあれば完成させられるのだとか。
「月に30個は編みたい」
こうしてエドさんが編んできたニット帽の数は、300個以上にものぼります。
地元の小学校に通う子どもたちや、病院の集中治療室にいる低体重児たちに届けられてきました。
ニット帽を受け取った親からは…
「私たちにとって、このニット帽はとても素晴らしい贈り物です」
「子どものために時間をかけて作ってくださったことが、とても嬉しいです」
と、喜びのコメントが届くほど、エドさんのニット帽は話題を呼んでいます。
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今では、この話を聞いた人々から毛糸が寄付されるようになり、それを元にまた新たなニット帽を編んでいるとのこと。
「これからも、月に30個は編みたい」
エドさんも、今後の目標についてそう語っており、編み物への情熱は尽きることがなさそうです。
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編み物から始まった支援の輪。ニット帽は、人々の気持ちまで温かくしてくれました。
そして、エドさんの編み物に対する姿勢は、何かを始めることに年齢は関係ないということ、そして、地道にコツコツと進めていけば、期待以上の成果が残せるのだと証明しているのではないでしょうか。