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凍死寸前の子豚を助けた家族 一晩中看病し続けた結果、みるみる回復して…

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Facebook

2016年1月22日、アメリカ・ペンシルベニア州へ、スキー旅行に向かっていたスミスさん一家。

到着先のホテルが、数日後に予報されている悪天候のため休館になってしまい、途中のメリーランド州で嵐が去るのを待つことに。

子豚との出会い

その道中、白とピンクの何かを見つけます。始めはアライグマだと思い通り過ぎたスミスさんでしたが、気になって来た道を引き返します。

雪が降る中、窓を下ろし確認すると、そこには一匹の子豚が!生死は分からなかったものの、動かない子豚を持ち上げてみたスミスさん。すると大きな鳴き声をあげたそうです。

スミスさんは躊躇せず車に乗せると、娘がすぐさま自分のスウェットに子豚を包み抱きしめホテルへ。宿泊先はペット禁止でしたが、子豚の容態は一刻を争う状態だったので、いそいで部屋に子豚を持ち込んだそうです。

子豚の体は傷つき、耳は凍傷になっていました。家族全員で、震える子豚を一晩中ケアした結果、朝を迎える頃には食事が出来るまでに回復!

どうやらバナナがお好きな様子。部屋の中をチョコチョコと散策するまで元気になった子豚は、Wee Wee(ウィーウィー)と名付けられました。

暖かいブランケットに包まれて眠るのがお気に入りなんだとか。まるで本当の家族のようです。

自宅では飼うことができない…

すっかり馴染んだウィーウィーでしたが、スミスさん一家の住むモンゴメリー州の家畜についての規則が不明なため、自宅に連れて帰ることはできないと判断。

ネットでウィーウィーを引き取ってくれるところを必死で探し、滞在していたメリーランド州のPoplar Spring Animal Sanctuaryという動物保護施設を見つけました。

その施設に問い合わせたところ、「道で動物を見つけた」という問い合わせが年に数回あり、「オークションなどに連れていく際に輸送車から落ちてしまうことがある」とのことでした。

雪が止んでからウィーウィーを施設に引き渡すことにしたスミスさん一家。

スミスさんは、「道でさまよっている動物を助けるのは当たり前な事。そこに放っておいて死なせるわけにはいかない。」と語り、施設に引き渡すまでの間は責任を持って預かるそうです。

知らないふりや見ないふりをするのは簡単ですが、手を差し伸べ、一つの命に最後まで責任を持つことの尊さを教わりました。

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