ニッポンの『お母さん』は優秀なクリエイター? テレビ制作の現場から
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自由研究で『お母さんの一日』を調べた長男 最後に書いた感想を読むと…【泣ける】夏休みの自由研究といえば、工作や実験、観察日記などを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、sym.n.41さんが育てる、小学6年生の長男が選んだテーマは、一風変わったものだったといいます。Threadsで投稿された写真を見て、そのテーマが何であるのかを確かめてみましょう。

母親が作成したアルバム 中を開くと…「笑いが止まらん」「センス良すぎ」2025年8月、川北すピ子(@su_pico)は、母親が作って保管していたという、フォトアルバムをXで公開。川北さんが生まれる以前から作成されていたというフォトアルバムは、多くの人から注目を浴び、13万件以上の『いいね』を集めました。
燃え殻さんは、クリエイティブの現場にある制限を次のように例えます。
常に冷蔵庫の残り物で今できるベストのチャーハン的なものを仕上げろみたいな話ばかりだ。
※写真はイメージ
「予算や納期に制限のある仕事」を「材料に制限のある料理」に例えているのです。しかも、味は「ベスト」なものを求められる…何とも大変な仕事です。
しかし、こういった仕事を「クリエイティブ」と呼ぶなら…
母はかなり優秀なクリエイターだった
とても的確な例えです!
このツイートに「クリエイティブの本質を表現している」という声と共に、「もっと褒めて!」という母親からのコメントも寄せられます。
一見すると、『クリエイター』と『母親』に共通点があるとは思えません。しかし、「さまざまな制限がある中で、ベストなパフォーマンスを発揮する」と定義すれば驚くほど似ているのです。
社会的に見て、もし「クリエイター」が尊敬を集める職業だとするならば、「母親」もまたもっと多くの尊敬を集めてもいいのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]