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学生「子どもの世話をするため、欠席します」 先生の返事に涙がとまらない

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2014年にアメリカの調査機関の発表により、大学機関に通う学生のうち、26%が子どもを育てながら学校に通っていることが分かりました。

そのうち、シングルマザーもしくはシングルファーザーの割合は、それぞれ43%と29%にも及びました。

日本に比べ、子どもを育てながら学業に励む人も多いアメリカ。しかし、学業と育児の両立は難しく、途中で卒業を諦めてしまう人も少なくないといいます。

モーガン・キングさんもシングルマザーでありながら、テネシー大学に通う学生の1人です。

ある日、どうしても子どもの面倒を見てくれる人が見つからなかったモーガンさんは、やむなく授業を欠席することに。

すると、その後に届いた授業を担当するサリー・ハンター教授のメールに彼女は涙が止まらなくなってしまいました…。

そこには「子どもの面倒を見てくれる人がいない時は、クラスに連れてくるように」と書かれていました。

それだけではありません。モーガンさんが授業を受けている間は、教授自ら子どもの面倒を見てくれるというのです。

その理由を、教授はこう語ります。

「家族と子どもを研究する私が、授業に子どもを連れてくるのを嫌がると思いますか?」

「私はいたって真剣です。娘さんをぜひ連れてきてください」

@morgantking ーより引用(和訳)

そして、こんな心強い言葉で手紙は終わっていました。

もしも、ほかに私が協力できることがあれば教えてください。

>@morgantking ーより引用(和訳)

これ以上ないほど強いサポートを感じたモーガンさんは「本気で泣いたし、すごくありがたい」とコメントをつけて教授のメールを公開。

すると、教授の気遣いを称賛するコメントや、モーガンさんを応援する声が多数寄せられ、ついにはテネシー大学の学長が自ら「学生が直面している問題を教えてくれてありがとう。ハンター教授のサポートに感謝します」と、コメントするほどの反響を呼びました。

「学びたい」と望んでも、さまざまな事情により学ぶことを諦めなければならない人もいるのが現実です。

だからこそ、本人だけではなく周りの支えが必要なのではないでしょうか。

モーガンさんの場合に限らず、こうした思いやりは常に持っていたいもの。そのサポートは、誰かの可能性を広げることにつながるはずです。


[文・構成/grape編集部]

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出典
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