5年ごとに写真を撮り続ける男たち 手に持つジャーの中身が変わっていって
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1982年、カリフォルニア州にあるコプコ湖で、夏に写真を撮った仲良し5人組。
「また同じ場所で会おう」
青春時代に、守られることのない口約束をした人も多いのではないでしょうか。
しかし、この5人は違いました。
あのころに出会ったのは永遠の友だち
1982年から5年ごとに集まって、5人は同じポーズの写真を撮り続けました。
10年、15年と時が経てば、環境が変わって連絡も取れなくなりそうなもの。でも彼らは、35年の月日が経っても欠かさず、約束の日に集まったのです。
1987年
変化を探せ!
髪型を変えた人、短パンを新調した人がいますね。
あと、帽子が白いものから麦わら帽子に変わっています。
1992年
少し寒そうなこの年は、みんなTシャツを着ていました。
1997年
一度服を着ると、もう体型をさらしたくなくなるのでしょうか。
大人感が増し、服の色が若干控えめに。
2002年
なぜかジャーが巨大化し、帽子が茶色になっています。
それと、サングラスが消えました。
2007年
長く一緒にいると、服の趣味が同じになるのでしょうか。
よく見ると、最初の写真と同じく、ジャーがフタの赤いものに変わっています。
2012年
2002年のTシャツをできるだけ再現。
2017年
5人は、35年目になって原点に返ります。
最初の写真と同じように、上半身が裸だった男性はTシャツを脱ぎ、体や顔の角度を忠実に再現しました。
顔も体も、1982年の時と比べて深みが増しているのがよく分かります。
Facebookには、次のようなコメントが寄せられていました。
また、「ジャーの中身は何なの?」という質問には、「虫と俳優の写真だった」と答えています。なんといいますか、若気の至りですね。
2012年には虫を生きたものから、ゴム人形に変えたそうです。
ユーモアと友情を大切にすれば、どんな困難も乗り越えられそう。
「5年ごとに同じ写真を撮ろう」という誘いに乗ってくれる友だちがいる人生は、いいものですね。
[文・構成/grape編集部]