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Facebookで女性が悲痛な訴え 「この写真を撮影した数時間後に」

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Vicky Veness

最近では、健康志向の高まりにより、食生活や運動に気を使う人が増えました。

イギリスに暮らすヴィッキー・ヴェネスさんも、その1人。彼女の場合、パーソナルトレーナーという職業柄、人一倍健康に気を使っていました。

しかし、体調不良を訴え病院へ行った時のことです。彼女に下された診断は、耳を疑うようなものだったのです。

それは…。

ステージ4の肺がん

ランニングを日課にし、栄養バランスをしっかり考えた食事を心がけ、タバコも吸わない彼女の見た目は、健康そのもの。

そんな彼女が病にかかるとは、本人を含め誰が想像できるでしょう。

ヴィッキーさんは、診断結果を受け、Facebookを通して悲痛な思いを告白すると共に、こう呼びかけています。

この写真は、ステージ4の肺がんと診断される数時間前に撮影したものです。

私はいま30歳で、パーソナルトレーナー、そしてランナー、非喫煙者であり、健康的な食生活を心がけています。

がんは見た目では分かりません。兆候は本当に些細なものかもしれませんし、たまにしか現れない場合もあります。

私の場合、何人かの医師に診断してもらったにも関わらず、喘息といわれていました。

ここでみなさんにお伝えしたいのは、どんな些細なことでも体調に不安を感じたら、すぐに病院へ行くべきだということです。

自分が納得する答えを得るまで、医師に相談してください。

この出来事は私の人生最大のショックな出来事でしたし、これからさまざまな困難が私を待ち受けていることでしょう。

しかし私は闘います。いまはその時なのです。

Vicky Veness ーより引用(和訳)

公開された彼女の写真は、ステージ4の肺がん患者には見えず、改めて病は見た目には分からないのだと痛感させられます。

彼女のもとに、応援のメッセージと共にさまざまなコメントが寄せられました。

  • 貴重なメッセージをありがとう。定期健診には必ず行くことにする。もちろん、それ以外でも不安に思ったら病院へ行くよ。自分の身を守ることができるのは、自分なんだ。
  • 写真を見て「まさか」って思ったよ。そして他人事じゃないともね。
  • 私も肺がんだから、あなたのつらさはよく分かる。でも、気持ちだけは負けちゃだめ。あなたのメッセージに勇気をもらったわ。

がんの要因はさまざまですが、『国立がん研究センター』の『がん対策情報センター』によると、最も多いのは喫煙や偏った食生活、運動不足、飲酒といった生活習慣からくるものとのこと。

しかし、ヴィッキーさんのように健康的な生活を心がけていても、防げるとは限らないのが、がんの恐ろしいところです。

それは、ほかの病に関しても同じことがいえます。「自分は違う」と思ったり「病院へ行くのが面倒臭いから、いいや」では、治療の機会を逃してしまうことになります。

ヴィッキーさんの投稿は、多くの人に健康診断の大切さを呼びかけるものになったのではないでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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