仕事を辞めて愛猫と一緒に旅に出た青年 美しい写真がまるでファンタジー
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父「はい、撮るよー」 完成した家族写真に「どうしてそうなった」「1周回って好き」父がカメラマン役になった家族写真。その出来に娘が驚愕したワケは?
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
オーストラリアのタスマニア州に住むリッチさんは会社員として忙しい毎日を送っていました。
いまの生活に幸せを感じられない。
2014年のある日、10年間のサラリーマン生活に嫌気がさした彼は思い切って生活を変えようとを決めます。
リッチさんは仕事を辞め、家を売り、持っていたもののほとんどを手放します。そして1台のバンに乗ってオーストラリアの旅に出ることにしたのです。
会社を辞めた後、リッチさんは数か月かけてバンの車内を改造。これからはバンが彼の家となるため、快適に暮らせるように車内にベッドやキッチンを作りました。
そして2015年、ついに旅がスタート。しかし彼は1人ぼっちではありませんでした。
1台のバン以外、すべてを手放した彼が絶対に手放せなかったもの。それは愛猫のウィロウ。
「この猫を置いていくことはできない。一緒に連れていかなくちゃ」
こうしてリッチさんとウィロウは、日程も目的地も決めずにオーストラリア本土へのロードトリップに出発したのです。
愛犬と一緒に旅をする人は多いと思いますが、愛猫が仲間というのは珍しいのではないでしょうか。
しかも旅に出るまでウィロウは家猫だったのだそう。彼女が見知らぬ土地を旅する生活に慣れてくれるのかどうか気になるところですが、そんな心配は無用だったようです。
リッチさんとウィロウのInstagramには、旅生活を満喫するウィロウの写真がたくさん投稿されています。
オーストラリアの美しい大自然、そしてリッチさんとウィロウの微笑ましい姿が相まって、どの写真もファンタジー映画のワンシーンのように絵になりますね。
ウィロウはとても好奇心が旺盛で、初めて訪れる場所でも冒険するのが大好きなのだとか。でも1日の大半はバンの中などでゴロゴロと昼寝をしているそうです。どこに行っても猫はマイペースなのですね。
リッチさんのInstagramのフォロワーは7万6千人を超える人気で、世界中の人たちが彼らの旅の様子を楽しんで見ているのだそう。
特にウィロウが大人気のため、リッチさんは彼女の写真を集めたカレンダーを制作し、販売しています。売り上げは全額、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の研究機関に寄付されるということです。
リッチさんと旅する猫ウィロウの癒される写真がもっと見たいという人は、Instagramをのぞいてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]