『パニック障害』をカミングアウトした釈由美子 投稿に「素晴らしい!」の声
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「こういう人になりたい」 横でアナウンサーが倒れ、谷原章介がとった行動に称賛の声生放送中に小室アナウンサーが体調不良で突然倒れると、谷原章介さんが咄嗟に受け止めました。その行動に称賛の声が上がっています。
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女優の釈由美子さんが、2019年2月26日にブログを更新。
同年3月2日に放送されるバラエティ番組『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)に出演することを告知しました。
同番組は、著名人が講師となり『日常生活で使える豆知識』や『生きるヒント』を講義するという内容です。
釈さんは講師として、過去のつらい経験を元に授業を行うといいます。
釈由美子、パニック障害だったことを明かす
釈さんが同番組で講義をする内容は『パニック障害』。釈さんは、10代後半のころにパニック障害を発症していたことをブログで明かしました。
■パニック障害
ある日突然、めまいや動悸、吐き気、呼吸困難などの症状を発し、激しい不安感に襲われる不安障害。
一般的に人ごみや電車などで発作が起こりやすく、症状が悪化するとうつ病を併発する可能性もある。
パニック障害は脳の神経系の機能やストレスが大きな原因だと考えられていますが、ハッキリとした原因は分かっていません。
治療には精神科や心療内科の受診が必要であり、自力で治すことは難しいといわれています。
「発作が怖くて病院へ行くことすらできない」「学校や仕事に向かうことができなくなった」「引きこもりがちになった」…発作を恐れ、日常生活が困難になってしまう人も珍しくありません。
今回、パニック障害だったことを明かした理由について、釈さんはこのようにつづりました。
「同じ症状で苦しんでいる人の力になりたい」という一心で、パニック障害について講義を行うことにした釈さん。
釈さんが番組で経験を語ることによって、症状に苦しむ人が前向きになったり、認知度が高まったりするのではないでしょうか。
ブログによると、現在はパニック障害から回復し、日常を取り戻すことができたといいます。
最後は「無理しないで、自分のペースでぼちぼちいきましょう」という言葉で、釈さんはブログを締めくくりました。
一般的に、パニック障害は真面目な人や神経質な人がなりやすいといわれています。「自分のペースで」という言葉は、症状に苦しむ多くの人を安心させてくれたことでしょう。
【ネットの反応】
・釈ちゃん、よくカミングアウトしたね!えらい!
・勇気を出して告白し、同じ病気で苦しんでいる人を応援してくれるのはすごくいいことだと思う。
・パニック障害経験者です。これを機に病気への理解が深まるといいと思います。
・釈さんの言葉に勇気をもらいました。ありがとうございます!
過去にはアイドルグループ『King&Prince』の岩橋玄樹さんや『Sexy Zone』の松島聡さんもパニック障害を明かし、治療に専念するため一時活動休止を発表しました。
パニック障害は決して珍しい病気ではありません。しかし、世間の認知度が高いとはいえません。
釈さんのカミングアウトをきっかけに病気について知る人が増え、理解されやすい社会に近付くのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]