「骨折だけで殺すとか…」 競走馬の安楽死を否定する人に知ってほしい思い
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「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。
散歩をしていたらほかの犬から「ワン!」 柴犬の表情に「笑った」「頑張れー」柴犬のろくくんと暮らしている、飼い主(@roku125shiba)さん。 ある日、ろくくんと散歩していたら、ほかの犬から「ワン!」と吠えられたそうです。
- 出典
- it_keiba
2019年7月30日、日本競馬界の主峰『ディープインパクト』が死んだというニュースが日本中を駆け巡りました。
競走馬として活躍していた時代の戦績は凄まじく、日本で13戦12勝、GIレースは7勝。競馬を知らない人をも魅了する圧倒的な走りで一時代を築きました。
また、競走馬を引退後は、北海道安平町の社台スタリオンステーションに移り、種牡馬として数々の有力馬を送り出してきました。
社台スタリオンステーションの発表によると、ディープインパクトは痛めていた頸部(けいぶ)の手術を同月28日に受け、術後も安定していたといいます。
しかし、翌日の午前中に起立不能に陥り、検査の結果、頸椎(けいつい)に骨折が見つかり回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られました。
ディープインパクト 安楽死に寄せられる声
ニュース番組でも取り上げられるほど、世間に大きな衝撃を与えたディープインパクトの死。さらに、『安楽死』という処置が賛否両論を呼んでいます。
人間の安楽死と違い、動物の安楽死は人間の判断によって決められます。極端ないいかたをしてしまえば、そこに動物の意思はありません。
そのため、「人間の都合に振り回されてかわいそう」といった厳しい声が上がっているのは事実です。
しかし、そうした安楽死に対する世間の批判の声に異を唱えた投稿が反響を呼んでいます。
『競走馬の安楽死について』
投稿したのは、競馬予想をInstagram上で公開しているit_keibaさん。
投稿自体は、2019年4月18日にされたもので、元競走馬のシャケトラ号がディープインパクト同様、安楽死の処置がとられたことを受けてのものです。
その当時も、シャケトラ号の安楽死処置に対し、批判的な声が上がっていました。
また、投稿者さんは競走馬を犬や猫などのペットに置き換えて、こんな疑問の声も投げかけます。
犬や猫と違い、競走馬の場合、そこに金銭的な利益が発生するのは紛れもない事実です。
しかし、競走馬であれ犬や猫であれ、世話をしている人たちが注ぐ愛情は同じなのではないでしょうか。
だからこそ、投稿者さんは相手の立場に立たずに意見をいうことを心苦しく感じていました。