畜肉になるのは忍びない お馬さんの転職活動、競馬場から山林へ!
公開: 更新:


工場でカットされた『しめじの石づき』 実は捨てずに?「コレはすごい」「初めて知った」工場で切り落とされた、しめじの石づき。実は捨てられずに活用されていて…。 カットぶなしめじを製造・販売する、株式会社ミスズライフに詳しくお話をうかがいました。

「想像とは違った」「吹き出した」 自衛隊が公開した『メイクアップ動画』が話題2024年7月5日に自衛隊東京地方協力本部のInstagramアカウントで公開された動画が、反響を呼びました。
皆さん、北海道のばんえい競馬はご存知ですか?
おなじみの平地での競馬とはずいぶん様子が違います。一般の競馬のサラブレッドの二倍もある大きな馬が鉄ソリを引く障害物レース。
スピードだけでなく、パワーも競うレースです。馬体重は最重量クラスになると、なんと1トン!!とてもダイナミックなんですよ。
ばんえい競馬の「ばん馬」たちは、とっても力持ち。そんなばん馬たちは、10歳前後で競技を引退します。馬の寿命は30歳程度ですが、引退後、畜肉に回るばん馬も多くいます。
「力持ちのばん馬たちに林業で第二の人生を!」と立ち上げられたのがこちらの「山と馬」プロジェクト。
馬を使った林業の馬搬は、昔ながらの林業の一つ。険しい山道、馬に木材を乗せて運搬します。重機を使わない自然に優しい究極のエコ林業。環境破壊も最小限で済みます。
第二の人生を歩む馬にとっても、林業を営む事業者にとっても、自然を守りたい人々にとっても素晴らしいプロジェクトですね。
こちら、信州の山で働く元ばん馬の『ヤマト』。手探りで始まった「山と馬」プロジェクト。馬の育て方から仕事の教え方まで苦労は絶えません。
また、これから馬を増やしていくにあたって、費用も必要です。そこで現在はクラウドファウンディングなどで資金集めが行われています。
日本の林業を守るためにも、これから大活躍しそうなばん馬たち! まずはヤマトの愛らしい姿をみんなで見守っていきましょう!
[文・構成/grape編集部]