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まさかそんなに高齢だったなんて! 保護シェルターにやってきた猫の年齢は?

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:New Hampshire SPCA

アメリカ・ニューハンプシャー州の動物保護シェルターに預けられた猫が多くの人たちを驚かせています。

飼い主が亡くなったため、シェルターに保護されたメス猫『プリンセス・ティガー』。スタッフは彼女の見た目から、おそらく17歳くらいだろうと思っていました。

17歳でもかなり高齢ですが、プリンセス・テイガーについていたマイクロチップの情報を知り、スタッフは目を疑います。

なんと彼女はもうすぐ21歳だということが分かったのです!

シェルター史上、最高齢の長生き猫

21歳で里親を募集することになった猫は、このシェルターでは最高齢だといいます。

一般的に高齢の保護動物は里親が決まりにくいといわれます。そこでシェルターのスタッフはプリンセス・ティガーの写真をFacebookに投稿し、1日も早く里親が見つかってほしいという思いをつづりました。

私たちは緊急にこの猫をシェルターから連れ出してくれる家族を必要としています。高齢の猫にとってシェルターでの生活は病気になりやすいのです。あなたが想像する通り、プリンセスは唯一の家と家族を失って困惑し、ストレスを感じています。

高齢の動物の里親になることは、あなたができるもっとも価値のあることの1つです。彼らがあなたと一緒に過ごせる時間は短いかもしれません。しかしあなたと彼らの絆はしばしばとても強いものとなります。

New Hampshire SPCA ーより引用(和訳)

この投稿は5千回以上シェアされます。そしてわずか3日後、シェルターのFacebookには嬉しいニュースが投稿されました。

プリンセス・ティガーに新しい家族が決まったのです。

プリンセス・ティガーは甲状腺の疾患と関節炎を患っているということですが、こんなに長生きできているのはきっとこれまで大切にされてきたからなのでしょう。

ペットにとって、そんなにもかわいがってくれた飼い主を失う悲しみの大きさは、はかりきれないはずです。

プリンセス・ティガーが新しい家族からたっぷりの愛情を受けて、まだまだ元気で長生きできるといいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
New Hampshire SPCA

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