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出典:Susan Ryan
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アメリカ・コロラド州で救急救命室の医師をしているスーザン・ライアンさんは、ウィンという名前の犬を飼っています。
2020年4月時点で1歳のウィンは将来、介助犬を目指す予定で、子犬のうちに社会性を身に付けさせるためにスーザンさんに預けられているのです。
海外メディア『The Dodo』によると、スーザンさんは時々、訓練の一環としてウィンを病院に連れて行くのだとか。
愛らしいウィンはどこに行っても大人気で、病院で働く人たちを笑顔にしています。
介助犬の卵が医療従事者たちを癒し始める
2020年3月、アメリカで新型コロナウイルス感染症がまん延し始めました。それによってスーザンさんの仕事は急激に忙しくなっていきます。
医師や看護師らは増え続ける感染者の治療で疲弊し、病院内の雰囲気は深刻な状態に。
するとそのような状況の中でウィンは自然と、医療従事者たちを癒し始めたのです。
仕事の合間に廊下に座り込むスーザンさんにそっと寄り添うウィン。
ウィンは誰が教えたわけでもないのに、まるでセラピー犬のように振る舞い始めたといいます。
スーザンさんを始め、医療従事者たちが安らぎを必要としていることを感じ取っているのでしょう。
まだ子犬のウィンは遊び好きでとても優しい性格なのだそう。でもスーザンさんは初めてウィンに会った時から、ウィンが特別な犬だと感じていたといいます。
まるで『人を助ける』という天性の素質を持って生まれてきたようなウィン。きっと将来は優秀な介助犬として活躍することでしょう。
[文・構成/grape編集部]