ショーケースに展示された『骨董品』、その正体に「二度見した」「信じられない」
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店員「一声おかけください」 続く言葉に「腹抱えて笑った」「これは仕方ない」店内に掲示されたお願いの貼り紙。その内容に目を疑う人が続出!
12個入り…だったよね? 変わり果てた『アルフォート』の姿に「笑った」「乱雑に扱った革財布」ある写真をXに投稿した、@suibun_waterさん。 投稿を見て「スマホケース」「財布」といった物を連想する人が、後を絶ちませんでしたが、実は写真にうつっていたのは…。
夏が終わると、『芸術の秋』として美術鑑賞に出かけたくなる人もいることでしょう。
美術館や骨董店などにフラッと立ち寄り、美しい物を眺めるのもいいですよね。
骨董店と思ったら…
Twitterに投稿された、あるお店のショーケースを写した写真が「二度見した」「これはだまされる…」と話題になっています。
投稿者さんが街中を歩いている時のことです。ふと目に入ったお店のショーケースの中には、数々の壺が展示されていました。
しかし、投稿者さんは真相を知って度肝を抜かれることになります!
ショーケースの中に置かれた説明書きをよく見ると…。
たまたま通りかかって「壺売ってるなー」とスルーしそうになったけど、よく見たらバウムクーヘンで、凄すぎて笑った。
こちらの壺の正体は、まさかのバウムクーヘン!
大小さまざまな壺には、まるで本物の花器のような曲線と焼き上げた時にでる色あいが見事に表現されています。
こちらのお店は東京の桜新町駅にある、1965年創業の老舗『洋菓子ヴィヨン』です。
上段にある陶器の形をしたバウムクーヘンは『グランヴィヨン』といい、美しい陶器に感銘を受けた店主が「洋菓子として表現できないか」と考え、誕生したといいます。
中段の花器のようなバウムクーヘンは、中にフルーツゼリーが入った『ヴィヨネットシリーズ』で間違えてお花を挿してしまいそう。
ネット上では、写真を見て本物の壺だと勘違いする人が続出しました!
・本当に壺にしか見えない!おいしそう…。
・こちらの陶器の形をしたグランヴィヨンは、お土産でいただいたことがあります。美しい見た目もさることながら、しっとりとした食感とメープルの風味が絶品でした。
・見ても食べても楽しめて手土産に喜ばれそう。今度うかがいます!
店のウェブサイトによると、こちらのバウムクーヘンは陶器の土から生まれた風合いを表現するため、試行錯誤を重ねて本物に近付けていったそうです。
見る者を夢中にさせるほど美しくかつおいしい、まさに至高の芸術品といえますね!
※掲載許可はいただいておりますが、投稿者様の希望で匿名にしております。
[文・構成/grape編集部]