セブンイレブンのラーメンはおいしい？　有名店とコラボした商品を食べてみると…

コンビニやスーパーなど、どこでも手軽に購入できるカップラーメン。その種類は豊富で、オリジナルのものから、実店舗とコラボして作られたものまであります。

再現度も高く、「カップラーメンでここまで再現するのか！」と驚かされるものも。

専門店と同等以上の味と品質を求めて作られている、セブン-イレブンの『セブンプレミアム　ゴールド（以下、金のシリーズ）』にも有名店とコラボしたカップラーメンがあります。

はたしてセブン-イレブンのラーメンはおいしいのか…有名店のすみれや一風堂、山頭火とコラボしたカップラーメンを実食！その味やカロリー、ネットでの口コミなどをご紹介します。

セブンイレブンのラーメン　北海道の人気店すみれの味を再現

まずは『すみれ 札幌濃厚味噌（以下、すみれラーメン）』から実食してみましょう。

すみれラーメンは、昭和３９年創業の北海道の人気味噌ラーメン店『すみれ』とコラボした商品。

ラードで味噌や野菜を加熱抽出したオイルを加えることで、香ばしい香りを再現しているのだとか。

カップの中には、そぼろ肉やメンマなどが入ったかやく、粉末スープ、液体スープが入っています。

かやくや粉末スープを入れたら熱湯を注いで、液体スープをフタの上で温めて待つこと４分。

完成したのがこちらです！

具材はあまり見えませんが、大きめのそぼろ肉がたくさん入っており、太目のメンマも噛み応えがあっておいしい！ただ、そぼろ肉は沈んでいることが多いので、底からすくうように食べるのがおすすめです。

太めのちぢれ麺を使っているので、濃厚な味噌のスープとの絡みもよく、食感もモチモチとしています。

すりごまがたくさん入っているので、スープは濃厚で香ばしさがフワッと香り、コクのある甘みも。

筆者は実店舗で食べたことがないので比べることはできませんが、実際の店に行って食べてみたくなるカップラーメンでした。

すみれラーメンの価格は、カップラーメンとしては高めの税込み３００円。カロリーも１つ５５９キロカロリーと、こちらも高めです。

カロリーや価格のことを考えると、ちょっと贅沢したい時に食べるといいかもしれません。

ちなみに、金のシリーズでは生麺タイプのすみれも販売されています。牛乳を使ってスープをアレンジする方法なども試しているので、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。

セブンイレブンのラーメン　有名店・一風堂はチャーシューがすごかった

続いてご紹介するのが『一風堂 赤丸新味博多とんこつ（以下、一風堂ラーメン）』です。

こちらのカップラーメンは、福岡市で創業したとんこつラーメン店『博多 一風堂』とのコラボ商品。日本だけでなく、海外にも支店を持つ有名ラーメン店です。

カップを開けると、かやく入り粉末スープ、液体スープ、チャーシュー、辛味噌などさまざまな調味料が入っていました。

カップラーメンとしては、かなり調味料が多い部類に入るでしょう。それだけスープにこだわりを持っているのかもしれません。

さらに、筆者が驚いたのがチャーシューです。

厚みがある！

一般的なカップラーメンにもチャーシューが入ってることはありますが、ここまでの厚みはありません。 これは期待ができます。

粉末スープなどを入れ、３分後に出来上がったのがこちらです！

とんこつの香りに黒香油と辛味噌の香りが合わさり、食欲を刺激。

早速食べてみると、まろやかなとんこつスープと食べやすい細麺に食がすすみます。

筆者は辛いものが苦手なので、辛味噌を入れることをためらったのですが、入れて正解。ほどよい辛味が、まろやかなとんこつスープをキリッとしめてくれました。スープも飲み干したくなるおいしさです。

そして、先ほど気になったチャーシューを食べてみると、噛み応えがしっかりとあり、肉の食感を楽しめます。

こちらは実店舗でも食べたことがあるラーメンですが、かなり本物に近い状態だと感じました。ただ、実店舗では『麺硬め』で注文をする筆者的には、３分待つ必要はなかったようです。

一風堂ラーメンもすみれラーメンと同じく、１つ税込み３００円。カロリーは４９１キロカロリーなので、こちらのほうが少しだけヘルシーといえるかもしれません。

こちらも一風堂が監修しているチルドタイプのラーメンが販売されていますので、チェックしてみてください。

セブンイレブンのラーメン　山頭火は見た目よりスッキリクリーミー

最後に紹介するのが、『山頭火 旭川とんこつ塩（以下、山頭火ラーメン）』。

北海道旭川が発祥の有名ラーメン店『山頭火』とのコラボ商品です。

こちらも一風堂ラーメンと同じように多くの調味料が入っており、チャーシューも厚みがあります。

特筆すべきはかやくの中に入っている、『小梅』でしょう。筆者的にはラーメンに梅干しを入れて食べたことはないので、どのような味になるのかが少し楽しみです。

熱湯を入れて４分待ったら完成。

とんこつ塩の白くクリーミーなスープがおいしそうな見た目です。さらに赤い小梅がいいアクセントになっています。

山頭火ラーメンはとんこつの香りはしますが、味は思った以上にあっさり！濃厚というよりは旨みがスッと引く味わいです。

チャーシューはやはりぶ厚く、肉を噛む歯ごたえがしっかりとあります。

小梅はそれほど酸っぱくなく、ほどよい酸味がクリーミーなスープの味をよりスッキリとしたものにしていました。

具材もメンマ、きくらげ、青ネギなどたっぷり入っており、満足度の高い一杯。

１つ税込み２７８円と、ほかの２つよりも少し価格が安くなっています。カロリーは５０１キロカロリー。一風堂ラーメンとそれほど変わりません。

セブンイレブンのラーメン　ネットでの評価は？

両方のカップラーメンを食べ終えて、全体的に満足できた筆者でしたが、ネットではどのような評価をされているのでしょうか。

セブンイレブンのラーメンの評価：すみれラーメン　

セブンイレブンのラーメンの評価：一風堂ラーメン

セブンイレブンのラーメンの評価：山頭火ラーメン

どれもカップラーメンとしては価格が高いものですが、満足度も高いようです。

コロナ禍でなかなか実店舗には食べに行きにくい時にも、家で本格的な味が楽しめるカップラーメンがあるのは心強いですね。

ほかにもセブン-イレブンの金のシリーズでは、冷凍食品のラーメンもあります。こちらも有名店『とみ田』が監修しているものなので、つけ麺が好きな人はぜひ！

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[文・構成／grape編集部]