コーヒーと食べ合わせが悪いものはなに？　ダイオーズに聞いた『意外なお菓子』とは…

食事をする時に気になる、食べ合わせ。

一緒に食べるとよい影響をもたらす組み合わせや、体調不良や栄養の吸収阻害を起こすとされる組み合わせを指す言葉で、例えば「天ぷらとスイカは食べ合わせが悪い」などはよく耳にしますよね。

では、定番の飲料であるコーヒーとの食べ合わせが悪い食べ物はあるのでしょうか。

コーヒーと食べ合わせが悪い食べ物とは？

オフィスコーヒーを提供するサービスを展開している、株式会社ダイオーズジャパン（以下、ダイオーズ）では、自社のウェブサイト『オフィスコーヒー情報』で『オフィスコーヒーとの食べ合わせが悪いもの』を紹介しています。

これはフードペアリング上の『食べ合わせが悪い』と評価されるもの。フードペアリングについて、以下のように説明しています。

以下が、ダイオーズが紹介している『相性のよくない組み合わせ』です。

チョコレート

『甘い』と『苦い』の味覚を両立するために、コーヒーとチョコレートを一緒に食べている人も多いでしょう。

しかし、チョコレートにもカフェインが含まれており、コーヒーと一緒に摂取すると過剰摂取になる可能性があります。

カフェインの摂りすぎは、睡眠障害や脱水症状などさまざまな健康被害につながることも。オフィスコーヒーとチョコレートを一緒に食べるのはおすすめしません。

鉄分の多い食材

鉄分の吸収を妨げる、コーヒーや紅茶・緑茶に含まれるタンニン。貧血予防や体質改善のために鉄分を積極的に摂っている場合、コーヒーと合わせることで効果が減少する可能性があります。

効率的に鉄分を吸収するためにも、鉄分を多く含む食材とオフィスコーヒーは合わせないようにしましょう。

コーヒーと食べ合わせのよい食品は？

反対に『コーヒーと食べ合わせのよい食品』もあるそうで、ダイオーズは以下のように説明しています。

バナナ

コーヒーを飲みすぎてカフェインを過剰摂取すると、体内の電解質のバランスが崩れ、細胞や臓器の機能低下につながることも。

バナナを食べて血糖値のバランスを整えることで、これらの症状の緩和が期待できます。

バナナは腹持ちがよく軽食にも適しているため、お腹が空いた時はオフィスコーヒーとバナナを一緒に食べてみてはいかがでしょうか。

ナッツなどの豆類

アミノ酸を多く含むナッツなどの豆類は、コーヒーと一緒に摂取すると体脂肪の減少効果が期待できます。落花生やアーモンドが特にアミノ酸が豊富です。

ただし、殻をむく必要のある豆は、社内で食べると迷惑になる可能性があるため気をつけてください。

魚類も同様にアミノ酸が多く含まれています。ちょっと意外な組み合わせですが、自宅で食事をする際はコーヒーと合わせてみるとよいかもしれません。

ハチミツ

「甘いコーヒーが飲みたいけれど砂糖はカロリーが気になる」という人には、ハチミツがおすすめ。ハチミツは砂糖よりカロリーが低く、5倍程度の甘さがあります。

ポリフェノールやアミノ酸が豊富に含まれているため、同じくポリフェノールの含有量が多いコーヒーと相性がよいです。

ハチミツと牛乳を合わせて入れると、よりマイルドな味わいに仕上がります。

コーヒーを愛飲している人は多いですが、本記事で紹介したように相性のよくない食品もあるようです。

食べ合わせが気になる人は、ダイオーズのアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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[文・取材／大西トタン＠ｄｃｐ・構成／grape編集部]