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一週間、助けを待ち続けた犬。飢えても、相棒のそばを離れようとしなかった

By - grape編集部  公開:  更新:

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実は、フィービーは、人目のつかない貯水池に入り込んでしまい、出られなくなってしまっていたのです…!

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出典:Facebook

探し始めてから約一週間。エイミーさんはある農家から、「自分の所有地に犬を見かけた」と連絡を受けます。

さっそく農家の周りを捜索すると、ティリーの姿を見つけます。ティリーは、エイミーさんの気を引いたかと思うと、突如身をひるがえし、谷の方に歩いていったそうです。

エイミーさんが後を追い、谷を降りていくと、下にはティリーが待っていました。ティリーはエイミーさんを前に、微動だにしません。ただ、貯水池のはじで、エイミーさんが近づくのを待っています。

そう、それはまるで、エイミーさんに、貯水池の中にいるフィービーの存在を知らせようとしているかのように!

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出典:Facebook

ティリーは仲間のフィービーを置き去りにせず、そばにいたのです。そしてきっと、周りを歩き回って、誰かを人を見つけたら、フィービーのところまで連れて来ようとしていたのでしょう。

フィービーが無事貯水池から救出されると、ティリーもほっとしているようだったそうです。

助けを待ち続けた一週間の間には雨も多かったこともあり、脱水症状になることもなかったようです。とはいえ、飼い主とはぐれ、食べ物もない状態。飢えも、不安も、きっと感じていたはず。

自分だけ、食べ物を探しに行っても良かったはずなのに…。フィービーとの強い絆が、ティリーをそうさせなかったのでしょう。

エイミーさんによると、近づいてくる飼い主の声を聞くと、2匹はすぐさま元気にしっぽをふり始めたそうです。

もう、けして、守ってくれる飼い主のそばを離れないように。そして2匹が引き離されることなく、これまでどおりつながっていられるように。遠い地から、強く彼らの幸せを思わずにはいられないストーリーです。

出典
Vashon Island Pet Protectors (www.vipp.org)

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