消えた愛犬が見つかった! 飼い主との再会の瞬間に 「もらい泣きした」
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アメリカのロサンゼルス郡に住むジミー・ニコロスさんには、大切な家族がいます。
名前はブーツ。ブーツは介助犬でもあり、ジミーさんにとってかけがえのない存在です。
ジミーさんは複雑な生い立ちによってホームレスとなり、ブーツと一緒に路上で生活しています。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
突然、愛犬が行方不明に
海外メディア『Bored Panda』によると、ジミーさんはパートタイムで『スタート・レスキュー・リセール・ストア』というリサイクルショップで働いているのだそう。
2020年12月31日、店を訪れた女性が、ジミーさんに、「あなたの犬の手入れをしてあげましょう」といってきたのだとか。
その女性は前にも一度、ブーツの手入れをしてくれたことがあったため、ニコラスさんは深く考えずにブーツを女性に預けました。
しかし、しばらくして戻って来た女性は「犬を公園に連れて行ったら、どこかへ逃げて行ってしまった」といい、ブーツは行方不明になってしまったのです。
突然、愛犬を失ったジミーさんは悲しみに打ちひしがれてしまいます。その姿を見た『スタート・レスキュー・リセール・ストア』の経営者は、ブーツを探し出すためにSNSで目撃情報を募りました。
また、ブーツを見つけて連れて来た人には懸賞金を出すことも約束。大量のチラシを作って配布し、探偵を雇い、ブーツを奪った人に対して訴訟を起こすために弁護士も手配したのです。
それから2週間後、地元のテレビ局が取材に訪れ、ジミーさんは「私の犬を返してほしい」と訴えます。
すると、番組の放送後すぐに視聴者から「あなたの犬を保護しています」という電話がかかってきたのです!
こうしてついに、ジミーさんはブーツと再会することができました。
この感動的な再会の瞬間には「彼らがまた会うことができて本当によかった」「もらい泣きした」「おかえり、ブーツ!」などの声が寄せられています。
『スタート・レスキュー・リセール・ストア』の投稿によると、ブーツは逃げたのではなく、誰かが意図的に連れ去ったと思われるそうです。
もしかすると、ホームレスであるジミーさんと暮らすことがブーツにとって幸せではないと思い込んだ人が、よかれと思って彼らを引き離した可能性があるとのこと。
しかし実際にはブーツは『スタート・レスキュー・リセール・ストア』の支援によって、動物病院での健康診断なども定期的に受けているのです。
住む家がなくても、ブーツは十分な食事を与えられ、きちんと世話をされています。
そして何より、ジミーさんからたっぷりの愛情をもらって過ごしています。
ジミーさんと再会した時のブーツのリアクションを見れば、ブーツにとってジミーさんとの暮らしが幸せなのは一目りょう然です。
また、ジミーさんとブーツが路上生活から抜け出せるように、寄付金サイトが立ち上げられました。2021年9月13日現在、約1万5千ドル(約165万円)が集まっています。
無事に再会できた彼らが、安心して暮らせる住まいでの生活を1日も早く始められるといいですね。
[文・構成/grape編集部]