「音が痛い」 聴覚過敏を抱く子供の訴えに、考えさせられる
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今まで使ったことのない『歯磨き粉』を使った結果… 娘が取った”予想外”の行動に、パパ驚き普段の生活において、「なんでこれが、こんなところにあるの…」という経験をしたことはありませんか。例えば、「使った覚えのないドライヤーが床に転げ落ちていた」など…。いざそんな『現場』を目撃したら、「どうして…」と困惑してしまいますよね。

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人の話し声、工事現場で機械が作動している音、自動車の走行音…私たちの身の回りには、さまざまな音が発生しています。
そうした音の中には、音量が大きいあまり「うるさいな」と不快になるものもありますよね。
あんずもち(@AHAMA92686882)さんの娘さんは、『聴覚過敏症』という症状を抱えています。
『聴覚過敏症』とは、電車のアナウンスや、お皿同士がぶつかって鳴る音など、何気ない音が大きく響いて聞こえて、苦痛や不快感を抱く症状のこと。
どのような音の時にどんな症状が出るか、娘さんはイラストで描きました。
人の泣き声、キャーキャーといった話し声、ざわざわとする音、大きな音…。
いずれも、日常生活で耳にすることが多い音ですが、娘さんは聞くと体調が悪くなるのだとか。
そのため、『イヤーマフ』と呼ばれる、聴覚を保護する防音具を使っているといいます。
娘さんが描いたイラストに、「涙が出てきます」「説明力がすごいですね」と多くの人の関心が集まりました。
聴覚過敏症は、見た目には分からないことから、周囲からの理解が得られにくいものです。また、イヤーマフの見た目がヘッドホンに似ていることから、あらぬ誤解を受けることも。
娘さんのイラストを機に、より多くの人に、症状や苦しんでいる人への理解が広まることを願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]