雪の中でうずくまっていた犬 実はその犬は…? 「嬉し涙があふれた」
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犬はさまざまな理由で、突然逃げ出してしまい、そのまま迷子になってしまうことがあります。
アメリカに住むリカルド・ロドリゲスさんの愛犬であるラスも、そんな犬の1匹。
ラスは、リカルドさんと一緒に訪れた湖のそばで、行方不明になってしまったのです。
愛犬がいなくなった場所で山火事が発生
海外メディア『CNN』によると、リカルドさんは2021年8月に友人たちとカリフォルニア州のタホ湖にキャンプに行きました。
そこでラスは、知らない人に驚いて走って逃げて行ったまま、戻ってこなかったのです。
リカルドさんと友人たちは必死でラスを探し、地元の動物保護施設にも連絡しました。
ラスの行方が分からないまま数日が過ぎた頃、タホ湖付近で山火事が発生。
火災はまたたく間に燃え広がり、リカルドさんも避難を余儀なくされ、最終的に8万ヘクタール以上が焼失する大規模火災となったのです。
そして、ラスが見つからないまま数か月が経ち、リカルドさんは「ラスはきっと誰かいい人に世話をされているはずだ」と思うようになったのだとか。
でも心の奥では、いつの日かラスが戻ってくることを期待していたといいます。
真冬の雪山で見つかったのは…
同年12月、雪が積もったタホ湖の近くでスキーをしていた人が、1匹の犬を発見します。
雪の中でうずくまっていた犬は、動くことができない様子で、近付く人にうなり声をあげていました。
通報を受けた動物保護団体のスタッフは急いで現場へ向かい、犬をソリに乗せて連れて帰りました
そして、マイクロチップのおかげで、リカルドさんが飼い主だと判明。
ラスが見つかったという知らせを受けたリカルドさんは、驚きと喜びで興奮を抑えきれなかったそうです。
こうしてラスは約4か月ぶりにリカルドさんの元に帰ることができました。
保護施設のFacebookの投稿には「嬉し涙があふれた」「ラス、お帰り!」など喜びの声が寄せられています。
4か月以上もの間、しかも山火事が起きた場所で、ラスがどのように生き延びたのかは分かりません。
ラスが元気な姿で、リカルドさんと再会できたのは奇跡的といえるでしょう。本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]