怖かったよね ウクライナの激戦地で生き延びた犬 飼い主と奇跡の再会
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ウクライナの首都キーウ近郊の町、ブチャ。
2022年2月23日に始まったロシア軍の侵攻後、約1か月に渡って占領された後、ウクライナ軍によって奪還されました。
そのブチャで、ベラルーシのボランティア兵士たちが、1匹のメスのシベリアンハスキーを発見しました。
海外メディア『Express』によると、ハスキーの名前はネッシーといい、3週間ほど前に飼い主とはぐれてしまったのだそう。
ブチャは、ロシア軍の撤退後に多くの民間人の犠牲が発覚した町です。
おそらく飼い主は、やむを得ない事情でネッシーを連れて逃げることができなかったと思われます。
しかし、ネッシーを保護した兵士たちが探したところ、なんと飼い主が見つかったのです。
こうして数週間ぶりに、ネッシーは飼い主の男性と再会することができました。
男性の姿を見つけたとたん、たまらず駆け寄ったネッシー。
その鳴き声は「怖かったよ!さびしかったよ!」と叫んでいるようにも聞こえます。
SNSに投稿されたこの動画には、たくさんのコメントが寄せられています。
・感動した。嬉し涙が止まらない。
・鳴き声から、この犬の魂が引き裂かれたのが分かる。
・あなたたちは真のヒーローだ。本当にありがとう。
飼い主とはぐれたネッシーが、戦火の中で数週間も無事に生き延びられたことは奇跡としかいいようがありません。
連日、ウクライナに関する痛ましいニュースが流れる中で、ネッシーと飼い主の再会は、人々にひと時の希望と癒しを与えてくれたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]