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安全圏からライオンの悪口を言う人間 展開に「ネット社会そのもの」「いい風刺」

By - grape編集部  公開:  更新:

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ストレスや嫉妬、不満、価値観の違いといったネガティブな感情によって、人間は他者へ攻撃的になってしまうもの。

中でも、インターネットの発達によって、SNSなどで起こる誹謗中傷が深刻な社会問題の1つとして挙げられます。

画面の向こう側に生身の人間がいるにもかかわらず、匿名性を利用して安全圏から他者を言葉で傷付ける、許しがたい誹謗中傷行為。

ネコロス(@youyakuya)さんがTwitterに投稿した4コマ漫画は、そういった行為の卑劣さを描いたものでした。

『慈悲』

檻の中にいるライオンに心ない言葉を投げかける人たちは、檻の外という安全圏におり、やり返されない自信があるからこそ、こういった行動をとっているのでしょう。

そのため、予想と反してライオンが反撃に出ようとすると、人間は慌てて必死にいいわけをし始めます。「つらいことがあって、ほんのストレス発散のつもりだったのです」…と。

この4コマ漫画のタイトルは『慈悲』。ライオンの最後のセリフから、人によってさまざまな解釈ができますね。

誹謗中傷をはじめ、世の中にはびこる嫌な構図を描いた漫画に、多くの人が考えさせられたようです。

・まさに、現代のネット社会そのもの。

・いい風刺だ。こういう人は、悲しいことによく目にする。

・つらい人生を終わらせてくれるだなんて、さすが百獣の王は慈悲深い!

実際に、誹謗中傷で訴えられたり、個人情報開示をほのめかされたりした人は「ストレス発散のつもりだった」といいわけをすることも多いといいます。

しかし、いくら心身が疲弊していても、他人を道ずれにし、傷付けていい理由にはなりません。

安全圏からでしかできないようなことは、本当に社会的に正しい行為なのかを、一度冷静になって考えてみてほしいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@youyakuya

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