安全圏からライオンの悪口を言う人間 展開に「ネット社会そのもの」「いい風刺」
公開: 更新:


今まで使ったことのない『歯磨き粉』を使った結果… 娘が取った”予想外”の行動に、パパ驚き普段の生活において、「なんでこれが、こんなところにあるの…」という経験をしたことはありませんか。例えば、「使った覚えのないドライヤーが床に転げ落ちていた」など…。いざそんな『現場』を目撃したら、「どうして…」と困惑してしまいますよね。

木村文乃、料亭みたいな手作り料理を披露 「正月気分になる」「食べてみたい」俳優の木村文乃さんがInstagramに投稿した“料亭のような和食の夕食”。筑前煮や塩バター焼きなど栄養バランス満点の手料理に「プロみたい」と反響 — 食卓の温かさにほっこりする家庭料理のひとときをご紹介。
- 出典
- @youyakuya


ストレスや嫉妬、不満、価値観の違いといったネガティブな感情によって、人間は他者へ攻撃的になってしまうもの。
中でも、インターネットの発達によって、SNSなどで起こる誹謗中傷が深刻な社会問題の1つとして挙げられます。
画面の向こう側に生身の人間がいるにもかかわらず、匿名性を利用して安全圏から他者を言葉で傷付ける、許しがたい誹謗中傷行為。
ネコロス(@youyakuya)さんがTwitterに投稿した4コマ漫画は、そういった行為の卑劣さを描いたものでした。
『慈悲』
檻の中にいるライオンに心ない言葉を投げかける人たちは、檻の外という安全圏におり、やり返されない自信があるからこそ、こういった行動をとっているのでしょう。
そのため、予想と反してライオンが反撃に出ようとすると、人間は慌てて必死にいいわけをし始めます。「つらいことがあって、ほんのストレス発散のつもりだったのです」…と。
この4コマ漫画のタイトルは『慈悲』。ライオンの最後のセリフから、人によってさまざまな解釈ができますね。
誹謗中傷をはじめ、世の中にはびこる嫌な構図を描いた漫画に、多くの人が考えさせられたようです。
・まさに、現代のネット社会そのもの。
・いい風刺だ。こういう人は、悲しいことによく目にする。
・つらい人生を終わらせてくれるだなんて、さすが百獣の王は慈悲深い!
実際に、誹謗中傷で訴えられたり、個人情報開示をほのめかされたりした人は「ストレス発散のつもりだった」といいわけをすることも多いといいます。
しかし、いくら心身が疲弊していても、他人を道ずれにし、傷付けていい理由にはなりません。
安全圏からでしかできないようなことは、本当に社会的に正しい行為なのかを、一度冷静になって考えてみてほしいですね。
[文・構成/grape編集部]