道路の真ん中で動かない、珍しい『動物』に反響 「なんて美しいんだ!」
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アメリカのコネチカット州にある動物保護施設『ダン・コスグローヴ・アニマルシェルター』に、住人から「動物を保護してほしい」と助けを求める電話がかかってきました。
電話を受けたスタッフのローラ・バーバンさんは普段は現場には行きませんが、この時ばかりは自ら現場へ足を運んだといいます。
なぜなら…保護をするのが、とても珍しいフクロウだったからです!
15年間動物保護の活動をしているというローラさんですが、これまでフクロウの保護をしたことはありませんでした。
「あの壮大な美しさを間近で見たい」と、彼女は心を躍らせながら現場へ向かいます。
すると通報どおり、1羽のフクロウが交通量の多い道路の真ん中に留まっていたのです。
ウェブメディア『The Dodo』によると、フクロウは人や車が近付いてくると翼を広げますが、飛び立とうとはしなかったとのこと。
実はフクロウは羽にケガをしていて、飛べなかったのです。
ローラさんたちが近付くと、フクロウは「触らないで」というようにひっくり返ったり、爪を立てたりしていました。
彼女はフクロウになるべくストレスを与えないように、背後からそっとタオルで包むことにします。
すると、フクロウはタオルをかけられた瞬間、すぐにリラックスして抵抗しなくなったそうです。
こうしてフクロウは無事に保護されました。
フクロウの保護という、この珍しい出来事には反響が上がっています。
・なんて美しいフクロウなんだ!とてもかわいい顔をしているね。
・いい写真だね。僕もいつかフクロウを間近で見てみたいと思っていたよ。
・ケガが早くよくなるといいね。助けてくれてありがとう。
フクロウはおそらく車にぶつかったと思われ、手首の近くをひどく骨折していたといいます。
治療の甲斐あって順調に回復していて、近いうちに野生に帰される予定だそうです。
保護された後に分かったことですが、このフクロウはずっとこの辺りに住み着いている、地元の人たちには有名な存在とのこと。
元気になったフクロウが再び美しい羽を広げた姿を見せてくれる日が、早くやって来るといいですね。
[文・構成/grape編集部]