真冬に捨てられた猫 添えられていた『手紙』に「涙が出た」「こんなの間違ってる」
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縁があって出会ったペットは大切な家族です。しかし、やむを得ない事情でペットを手放さなければならないこともあるでしょう。
真冬のイギリスで、飼い主に捨てられた1匹の猫が見つかりました。
猫の名前はリロといい、飼い主が書いた手紙が付けられていたとのこと。
メモには、飼い主が飼えなくなったこと、リロの性格や好きなものについて記されていたのです。
私の名前はリロです。
私のママは私をとても愛していますが、もう飼えなくなりました。
私はおやつと柔らかい毛布が好きな家猫です。遊び好きで自立心が強いですが、添い寝が好きで、夜はベッドの端っこで寝ます。
私はいい子です。ママは誰かが私をもっと愛してくれることを願っています。
どうか私をかわいがってください。
追伸 私は生まれた時からママと一緒にいたので、ほかの人に慣れていません。
リロを保護した動物保護団体『RSPCA マンチェスター&サルフォード』の投稿によると、リロはとても怖がりで臆病な猫だったそうです。
しかし、この手紙のおかげで、リロにぴったりの里親を見つけることができたといいます。
この投稿には、飼い主への同情と非難、そして、リロの幸せを願う声が寄せられました。
・悲しいね。飼い主がどれほど、この猫を愛していたのかが分かる。
・飼い主の気持ちを思うと涙が出た。つらかったに違いない。
・ペットを置き去りにするのは間違っている。この猫はいい人に見つけられて運がよかったんだよ。
リロは新しい里親の家にすっかりなじんで、元気に過ごしているということです。
どんな事情があろうと、ペットを誰もいない場所に捨てるのは無責任といえるでしょう。
しかし、この手紙によって、飼い主がリロを最後まで大切にしていたことはうかがえます。
リロが新しい家族とともに、これからずっと幸せに過ごしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]