『ペッパーミル』で注意された高校球児 ヌートバー選手がコメント
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夏の甲子園で初優勝した沖縄尚学 比嘉監督の言葉に「名将ですな」「一層有名になっていく」夏の『阪神甲子園球場』で行われた、『第107回全国高等学校野球選手権大会(通称:甲子園)』。2025年8月23日に行われた決勝戦では、沖縄県の沖縄尚学高等学校と東京都の日本大学第三高等学校が対戦しました。激闘の末に栄光を勝ち取ったのは、沖縄尚学。3対1で日大三高に勝利し、念願の初優勝を果たしました。

【2025甲子園決勝】 沖縄尚学が優勝! 夏制覇に「初優勝、おめでとう!」「感動をありがとう」107回目となる甲子園で、沖縄尚学が日大三との激闘を制し、優勝をつかみました。
野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』で大きな注目を集めているのが、日本代表『侍ジャパン』の一員である、ラーズ・ヌートバー選手です。
同大会の試合中、タイムリーヒットを放ったヌートバー選手は塁上で両こぶしを重ね、左右にひねるポーズを披露。
コショウをひくようなポーズは『ペッパーミル・パフォーマンス』と呼ばれ、ほかの『侍ジャパン』メンバーにも浸透しました。
『WBC』を応援している人であれば、同パフォーマンスを真似して仲間たちと盛り上がりたくなるでしょう。
甲子園『ペッパーミル・パフォーマンス』で注意
2023年3月18日に開幕した、センバツ高校野球の第1試合で、宮城県の東北高校の選手が、相手のエラーで出塁した際、ベンチに向かって『ペッパーミル・パフォーマンス』を行いました。
すると、審判が選手たちに、パフォーマンスを行わないよう注意したのです。
『WBC』が盛り上がっていることもあり、ネットではパフォーマンスが注意されたことについて、大きな話題となり議論を呼びました。
【ネットの声】
・プロはやってよくて、高校球児たちはダメという理由がよく分からないな。
・これを許可したら、相手を挑発したり、嫌な気持ちにさせたりするパフォーマンスを行う子供たちが出てくるかも?
・高校球児たちに対して、ちょっと厳しすぎない?喜びを共有したり、士気を高めたりする方法として、パフォーマンスを許してもいいのでは。
・相手のエラーで出塁した時にパフォーマンスを行ったのはよくないとは思う。
ちなみに、審判がパフォーマンスを注意したことに対し、日本高校野球連盟はこのようにコメントしています。
ヌートバー選手本人の反応は?
大きな話題となった、センバツ高校野球でのパフォーマンス問題。
サンケイスポーツによると、ヌートバー選手はこの件について「広まっていって、大きなウエーブになっていることはとても面白いね」とコメントしています。
ヌートバー選手自身は、高校球児たちが同パフォーマンスを真似たことを、好意的に受け取っているようです。
高校球児たちが『侍ジャパン』に影響され、『ペッパーミル・パフォーマンス』を行いたくなる気持ちには共感できますね。
[文・構成/grape編集部]